映画「来る」

映画「来る」を鑑賞しました。

この映画は、第22回日本ホラー小説大賞に輝いた澤村伊智の小説「ぼぎわんが、来る」を、「告白」などの中島哲也監督が映画化。
謎の訪問者をきっかけに起こる奇妙な出来事を描く作品。

ストーリーは、幸せな新婚生活を送る田原秀樹(妻夫木聡)は、勤務先に自分を訪ねて来客があったと聞かされる。
取り次いだ後輩によると「チサさんの件で」と話していたというが、それはこれから生まれてくる娘の名前で、自分と妻の香奈(黒木華)しか知らないはずだった。
そして訪問者と応対した後輩が亡くなってしまう。
2年後、秀樹の周囲でミステリアスな出来事が起こり始める。

先日の3連休中に鑑賞した2018年最後の映画鑑賞作品。
元来、あまりホラー映画は見ないのですが、豪華キャストで固められている事もあって鑑賞してみる事にしました。

全体的な感想としては、ホラーとしては、そんなに怖さを感じなかった。
逆に人間の醜い部分を各登場人物から垣間見せていたところに怖さを感じました。

田原秀樹は、生まれてきた我が子のブログを更新する事に夢中になって肝心の子育ては妻の香奈に丸投げ。
その香奈も、すぐに子供や物に八つ当たりして見苦しい事、この上なし。
この2人の間から生まれた子供が、あのように豹変してしまうのも、何だか仕方ないなと思う程でした。(何かに憑りつかれていたいたわけですが)

一方で、この映画では主人公となっているフリーライターの野崎(岡田准一)が、良い意味でも悪い意味でも人間臭さを感じました。
見た目はガサツで口も悪いけど、本来は優しい男で、失う事を恐れて人との関わりを避けていた。
霊媒師の比嘉琴子(松たか子)に、その事を見抜いていた時の表情が切なかったですね。
回想シーンで野崎の元妻が「子供が出来ても喜ばないし、子供を失っても悲しまない。」と野崎に向けて言っていたセリフが、この映画の中で一番印象に残っていました。

ストーリーは今ひとつだったけど、豪華キャストを並べていただけあって出演者の演技は見応えがありました。
一番インパクトがあったのが松たか子が演じた霊媒師。
何か雰囲気だけで、本当に悪霊を退散させてくれそうな気がしました。
結局、最後はどうなったのか不明ですが・・・。

それと霊媒師の妹を演じた真琴ですが、上映中は誰が演じているのかわからず。
エンドロールで小松菜奈の名前が出た時は「えっ?」って思いましたよ。
髪型とメイクだけで、あそこまで変われるものなんですね(汗)

もう1つ驚いたのが、そのエンドロール。
あまりの短さに拍子抜け。
自分が今まで劇場鑑賞した作品で、ここまで短いエンドロールってあっただろうか?


ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫)
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2018-02-24
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