映画「99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE」

元日に、映画「99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE」を鑑賞しました。

この映画は、逆転不可能と思われる刑事事件に挑む弁護士たちの活躍を描くドラマシリーズの劇場版。
斑目法律事務所の弁護士チームが、15年前の凶悪事件に隠された事実を求めて奔走する作品。

ストーリーは、弁護士・深山大翔(松本潤)が所属する斑目法律事務所の刑事事件専門ルームでは、佐田篤弘(香川照之)が所長になり、新人弁護士・河野穂乃果(杉咲花)を迎え、日々さまざまな事件を担当していた。
そんな彼らのもとに、15年前に起きた毒物ワイン事件に関わる依頼が舞い込んでくる。
深山たちは事件が起きた村を訪れ調査を始めるが、巧妙に仕掛けられたわなによって窮地に追い込まれてしまう。

TBS系列で放送されていた連続ドラマの劇場版。
公開日が12月30日と年の瀬も年の瀬。
公開日前日にTVでスペシャルドラマを放送していたので予習を兼ねて視聴しました。
尚、スペシャルドラマを視聴していなくても大丈夫なように、本編に入る前にスペシャルドラマの内容が解説されます。

斑目法律事務所の所長が佐田に代わり、深山の新たなパートナーに河野穂乃果が登場する。
河野は、これまでのパートナーと違って深山の弟子入りを志願しているが、あまり深山は相手にしていないようでw
そして、スペシャルドラマでは敵のような存在だった南雲恭平(西島秀俊)が、劇場版でも登場する。
血の繋がりがない娘・エリ(蒔田彩珠)との関係も明らかになってきます。

ピアニストとして有名人だったエリが、週刊誌で殺人犯の娘である事が記事にされます。
犯人は15年前に獄中死していて、その時の弁護を担当していたのが南雲でした。
エリは真実を知りたいが為に、佐田に依頼する事になります。

この「天華村毒物ワイン事件」が南雲を長い間苦しめ、弁護士としての道を踏み外す事になったきっかけにもなります。
最初は南雲を敵視していた佐田と深山も、南雲に理解を示し真相を明らかにしようと奔走します。

しかし、村人の証言を基に、当時の様子を再現しても真犯人の目星がつかず、逆に山本(渋川清彦)しか犯行が可能である人物がいない事が立証されてしまう事で、逆に深山たちを追い詰める事になってしまいます。
挙句の果てには、新犯人として目星をつけた村の有力者である太田(ベンガル)にも決定的なアリバイが見つかり、ますます山本しかいない状況が浮かび上がってしまいます。

それでも、残り0.1%の可能性を諦めない深山は再び「天華一葡萄会」を再現し、毒ワイン患者を病院へ運んだ後まで再現して、山本は村人達に嵌められていた事を見ぬきます。
それならワインに毒を入れた犯人は誰なのか?
その犯人が誰なのか分かった時は、流石に絶句しました。
そして、その真犯人が誰なのか分かっていながら、山本に罪をなすりつけた村人達の身勝手さにも腹が立ちました。(真犯人と呼んでいいのか微妙だが)

濡れ衣は晴らせたが山本は帰ってこないし、南雲がこれまでしてきた事も擁護出来ない。
証拠隠滅を図った村人達は、時効が成立して罪にならない。
結局、殺人犯の娘としてマスコミやネット民の餌食にされたエリ以外は誰も救われない結末になってしまった気がします。
勿論、ワインに毒を入れた人物も・・・。

それでも、話の構成は良く出来挙がっていました。
連ドラ同様に、深山のダジャレ攻撃や料理を作りながら推理していく姿も観る事が出来て良かったです。
そして、連ドラでは深山のパートナーだった榮倉奈々や木村文乃も登場していたのも見逃せません。
今回、深山のパートナーではなく弟子として登場した杉咲花も2人に負けないくらいの存在感を出していたと思います。

そして小ネタも散りばめられていましたね。
自分の確認できたところでは、ドラゴンボール、20世紀少年、テセウスの船などなど。
流石に「天華一葡萄会」には吹きそうになりました。

2022年最初に観た映画に、この作品を選んで良かったです。
また、スペシャルドラマでもいいので「99.9」を見たいと思います。

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