映画「アイの歌声を聴かせて」

12月1日の映画日の映画「アイの歌声を聴かせて」を鑑賞しました。

この映画は、吉浦康裕が監督・原作・脚本を務め、女優の土屋太鳳らがボイスキャストに名を連ねたアニメーション。
学業優秀でスポーツ万能、何かと言えばミュージカル調で歌い出す主人公が、転校先の学校で周りの人たちを幸せにしていく作品。

ストーリーは、高校生のシオンは転校初日、クラスで孤立するサトミに「わたしが幸せにしてあげる」と宣言し、ミュージカルのように歌い出す。
変わり者だが勉強もスポーツもでき、明るいシオンは、すぐにクラスに溶け込む。
そして、ところ構わず歌い出したり、突飛な行動で周りを騒動に巻き込んだりしながら、サトミやクラスメートたちの心を動かしていく。

10月下旬に公開された映画を、12月になって鑑賞。
当初は鑑賞予定になかった作品ですが、評判がいいのと他に観たいのがないという事で観てみる事にしました。

転校してきたAIは転校初日にクラスのみんなの前で歌いだすなどディズニー映画みたいなミュージカル調なのかと思いきや、話が進むにつれて恋愛や友情など高校生らしさが詰まった内容に。
なかなか良く出来たSFアニメだったと思います。

ジャンルとしては純粋なファンタジー。
高校生の青春映画でもあるし、社会人としての人間関係の複雑さを描いた作品でもあります。
サトミの母親が女性ながら出世したことで、それを妬む上司や部下のひねくれぶりも見逃せません。

サトミはある事がきっかけで学校から孤立した存在。
その他にサトミと同じクラスのトウマやアヤも自分の気持ちを表に出せないタイプ。
そんな彼女たちの前に現れたシオンの出現で、サトミたちも仲良くなり打ち解けていきます。
友情を育んだサトミたちがシオンを奪還しに星間エレクトロニクスに乗り込むシーンは痛快でしたね。

シオンの声を演じたのは、女優の土屋太鳳。
AIであるシオンを演じた事もさることながら、彼女が劇中内で奏でる歌声が印象的。
思っていたより歌が上手かったです。

日本の映画でも、ディズニー映画のようなミュージカルアニメを作れた事も斬新でした。
それも高校生を主人公に。
遅まきながら劇場鑑賞した甲斐がありました。

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