映画「燃えよ剣」

映画「燃えよ剣」を鑑賞しました。

この映画は、司馬遼太郎のベストセラー小説を原作にした時代劇。
新選組の副長・土方歳三の姿を、近藤勇や沖田総司といったほかの志士たちの人生と共に活写する作品。

ストーリーは、江戸時代末期、黒船来航と開国の要求を契機に、天皇中心の新政権樹立を目標とする討幕派と、幕府の権力回復と外国から日本を守ることを掲げた佐幕派の対立が表面化する。
そんな中、武士になる夢をかなえようと、近藤勇(鈴木亮平)や沖田総司(山田涼介)らと京都に向かった土方歳三(岡田准一)は、徳川幕府の後ろ盾を得て芹沢鴨(伊藤英明)を局長にした新選組を結成する。
討幕派勢力の制圧に奔走する土方は、お雪(柴咲コウ)という女性と運命の出会いを果たす。

幕末に活躍した新選組の副長・土方歳三に波乱の生涯を描いた作品。
本来なら昨年公開予定でしたが、コロナ禍の影響で1年遅れでの上映。
出演者に岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平と最近の大河ドラマで主演を務めた豪華キャストという事もあって、昨年から観るのが楽しみでした。

話は史実に沿って進められていきます。
思想や政治力学よりも路地や町家での激しい殺陣の描写に重点が置かれています。
土方らは手段を選ばず、集団で待ち伏せてから斬りかかる。
まさに、これまで観てきた時代劇であった新選組のやり方でしたね。
実際に、この映画で何人の人が斬り殺されたのやら。

新選組が長州藩士らが潜伏する池田屋を襲撃する場面が、あまりにも壮絶でした。
あまりにも生々しく、血があちこちに乱れ飛ぶ。
「これが幕末の現実だったのかも。」と思うような場面でした。

上映時間は約2時間半でしたが、展開が速く、説明不足な点を感じました。
特に鳥羽伏見の戦い以降が。
2部作に分けても良かったのではないかと思いました。

幕末の動乱、大政奉還後も戦いに明け暮れた土方歳三。
あえて武士としての道を突き進んだ彼の生き様は、見た目には不器用に映るかも知れませんが、武士としての誇りもあったのでしょう。

その土方歳三ですが、現在放送中のドラマ「青天を衝け」でも登場しました。
ドラマで土方歳三が亡くなった後に、映画が公開された。
1年遅れとはいえ、ドラマでは脇役だった土方歳三を主人公に描いた映画が公開された事で、土方歳三とはどんな人物だったかを知る事が出来ました。

この記事へのコメント

2021年11月09日 23:31
土方歳三がなぜ箱館戦争まで戦い続けたのか。
恐らく近藤勇や沖田総司がいた新選組が凄く居心地が良かった場所だからこそ、それを守りたい、もしくはその意思を継いでいたいという想いがあったのでしょうね。
だから個人的には土方歳三は情に厚い人だと思いましたよ。
FREE TIME
2021年12月30日 22:23
 >にゃむばななさん
コメント遅くなってしまい申し訳ございません。
土方歳三が最後まで戦い続けた理由は当事者でないと分からないかと思いますが、情に厚い人物だったという点については同意です。
最後まで新撰組であり続けたのは立派だと思います。