映画「私をくいとめて」

元日に、映画「私をくいとめて」を鑑賞しました。

この映画は、芥川賞作家・綿矢りさの小説を原作に、アラサー独身女性と年下男性が織り成す不器用な恋模様を描くラブストーリー。
脳内にいるもう一人の自分を相談役にシングルライフを満喫するヒロインが、思いも寄らず恋心を抱く作品。

ストーリーは、アラサー女子の黒田みつ子(のん)は何年も恋人がいないが、脳内にいるもう一人の自分「A」にさまざまなことを相談しながら独り身でも楽しく生活していた。
常に的確な答えを導き出す「A」と一緒に平和なシングルライフが続くと思っていたある日、年下の営業マン多田くん(林遣都)に恋してしまう。
独身生活に慣れたみつ子は勇気を出せない自身に不安を抱えつつも、多田くんと両思いだと信じて一歩踏み出す。

のんこと能年玲奈が実写映画の主演を演じるのは6年ぶり。
「この世界の片隅に」では主人公の声を演じて、新境地を開拓しましたが、久しぶりの実写映画出演なので正月映画として観る事にしました。

「おひとりさま」の生活を満喫していた31歳の会社員・黒田みつ子は、年下の多田と出会い、いい雰囲気になります。
久しぶりの恋の予感に戸惑いながらも、勇気を振り絞って一歩踏み出そうとするみつ子の健気さがたまりません。

そして、みつ子を取り巻く個性的な面々。
橋本愛や片桐はいりと言った朝ドラ「あまちゃん」で共演した人も出ていて、何だか懐かしささえ感じます。
特に大学時代の親友だった橋本愛演じる皐月が、みつ子と対照的な人生を歩んでいる事に、いつまでの学生時代のようにはいかないと言った儚さも感じました。

そして、この作品の大きな特徴の1つとして、みつ子の脳内に相談役の「A」がいる事。
心の声のようなもので姿がない「A」との対話シーンはコミカルではありますが、一方で切なく感じる事も。

「A」の声の主が誰だったか分かりましたが、終盤に「A」がみつ子の頭の中で姿を見せます。
そのギャップときたら・・・。
登場した時には、思わず呆気に取られてしまいました。

不器用な女性を演じたのんこと能年玲奈。
久しぶりの実写映画での出演でしたが、やはり独特の存在感を感じました。
やはり、彼女はもっと多くの作品に出演してほしいですね。

この記事へのコメント