映画「TENET テネット」

4連休中に、映画「TENET テネット」を鑑賞しました。

この映画は、クリストファー・ノーラン監督が描くサスペンスアクション。
「TENET」というキーワードを与えられた主人公が、人類の常識である時間のルールから脱出し、第3次世界大戦を止めるべく奮闘する作品。

ストーリーは、ウクライナでテロ事件が勃発。
出動した特殊部隊員の男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、捕らえられて毒を飲まされる。
しかし、毒はなぜか鎮静剤にすり替えられていた。
その後、未来から「時間の逆行」と呼ばれる装置でやって来た敵と戦うミッションと、未来を変えるという謎のキーワード「TENET(テネット)」を与えられた彼は、第3次世界大戦開戦の阻止に立ち上がる。

上から読んでも「TENET」、下から読んでも「TENET」。
意味は、字幕を見るかぎり「主義」との事。
時間を逆行するストーリーという予備知識のみで劇場鑑賞に臨みました。

第3次世界大戦を防ぐためのキーワード「TENET」を巡るミッションの巻き込まれた名もなき男の物語。
ジャンルでいうとアクションものですが、タイムトラベルなども絡んでいて、実にストーリーが複雑でした。

冒頭で、いきなりコンサートホールにテロ集団が現れる。
このシーンには、のっけから驚かされてしまいました。

その後も空前絶後のシーンの連続。
航空機が建物に突っ込んできたり、高速道路でバックなのに前向きで走っている車と変わらない速度で走ったり。
最初のうちは何が何だか分からないシーンが多く、この後はどうなってしまうのと思ってしまいました。」

しかし、そんな不安も後半のシーンで回収されていきます。
時間を逆行させる事で、前半のシーンをプレイバックさせる演出は秀逸。
上から読んでも、下から読んでも「TENET」の世界では、順行する時間と逆行する時間が共存していました。

中でもアクションシーンは、飛行機や人や車が、前後両方向に動き、爆破シーンなどではビデオなどの巻き戻しのよう。
これまで味わった事のない斬新な映像に、ただ目を奪われるばかりでした。

上映時間は2時間30分。
この上映時間の長さを感じさせない程に、目まぐるしい展開の連続で、トイレも気にならないほど(笑)
一度見ではストーリー全体を把握する事は難しかったので、リピートで観れば、より理解が深まるのかなとも思いますが、2時間30分なのが流石にネックですね。

これまで「インセプション」、「ダンケルク」など斬新なストーリーを手掛けてきたクリストファー・ノーラン監督。
今回の「TENET」も、これまで観た事がない斬新な世界観を味わう事が出来ました。
でも、コロナ渦が収まるまでは、このような映画も暫くは製作される事はないのかもしれませんね。

この記事へのコメント

2020年09月22日 23:06
この映像をデジタルではなく、アナログで撮っているところがまた凄いんですよね。
というか、それ以前にこういうことを思いつくのはまだしも、これを周囲に理解させるように説明できるクリストファー・ノーラン監督の説明力が凄い!
普通の人には出来ませんよ!
FREE TIME
2020年09月22日 23:54
 >にゃむばななさん
たしか、CGを一切使っていなかった作品でしたね。
それにしても、クリストファー・ノーラン監督の豊かな創造性には恐れ入ります。
2020年09月30日 00:01
ご無沙汰しています。
一足遅れて皆さんのネタバレを予習してから観に行きましたが、しっかり難解でした(笑
それでもノーラン監督の作り上げた唯一無二の世界観を存分に楽しむ事が出来ました!
あれ?と思うような違和感のあるシーンは全てしっかり回収されていたので、それを発見するのは楽しかったデス。