浦和レッズ2019年総括

今年も残りわずかとなりましたが、今回は浦和レッズの2019年シーズンを総括したいと思います。

昨シーズンはリーグ戦5位、そして天皇杯優勝でACL出場権を獲得した浦和レッズ。
オリヴェイラ監督の下、今季は更なる期待を見込んでいました。

しかしフタを開けて見ると、とんだ大誤算。
ゼロックス杯ではリーグ戦2連覇の王者・川崎フロンターレの前にシュートわずか1本しか撃てず、0-1というスコア以上の完敗。
リーグ戦に入っても点が入らないどころかシュートすら撃てない。
勝っても内容は今一つの試合が続きました。

それでも4月は3試合連続無失点勝利するなど上り調子となってきましたが、元号が令和に変わった途端にリーグ戦で4連敗。
しかも、4月は堅実だった守備までもが崩壊してしまい、5月のサンフレッチェ広島戦で惨敗後にオリヴェイラ監督が解任。
これで3年連続でシーズン途中で監督交代という前代未聞の人事が発令され、後任には現場から外されていた大槻氏が監督として就任する事になりました。

昨年はチームを劇的に変えてくれた大槻氏ですが、今季は意図の見えない采配で勝ち点を伸ばす事が出来ずに、たちまち残留争いに巻き込まれる事に。
何とか14位で残留する事は出来ましたが、後半戦17試合で、わずか2勝という寂しい数字。
選手起用にもブレがあるなど、たちまち選手やサポーターの求心力を失う事になってしまいました。

一方でACLではグループリーグ2位で突破。
決勝トーナメントでも韓国、中国のチームを相手に勝ち進み、リーグ戦では正反対に2年ぶりに決勝進出を果たしました。

決勝戦の相手は一昨年の決勝でも対戦したアルヒラル。
一昨年の再現と行きたいところでしたが、最初のアウェーゲームでは相手に一方的に攻め込まれ防戦一方。
それでもGK・福島選手の好守で1失点に食い止めた事で、ホームで逆転勝ちのシナリオを描いていました。

しかし、ホームゲームでは、何を思ったのか、累積明けのGK・西川選手以外はアウェーゲームと全く同じ布陣。
何か対策でも立てていたのかと思っていたけどそうでもなし。
そして、後半に2失点を喫して準優勝という結果に終わりました。

今季の新加入選手のほとんどが期待外れの結果に終わり、リーグ戦でもホームでわずか4勝。
普通のクラブであれば大ナタを振るうところですが、フロントが下した決断は大槻監督の続投。
そして、またしてもチームの低迷を招いたGMが更迭される代わりに、ずっと現場にいた土田氏を強化部の責任者に。
この人事を見て、来季も残留争い、下手すれば降格を覚悟したサポは多かった事かと思います。

フロントは3年計画を持ち出して2022年のリーグ優勝を目標にするとか言っていたが、興梠、西川と言った選手もその頃にはピークを完全に過ぎている年頃。
まさか3年後にJ2優勝なんてシナリオを描いているのではないかと質問してみたくなるくらいに漠然とし過ぎた目標です。
もっとも、目標を掲げるのはいい事ですが。

今シーズンのベストゲームを1試合挙げるとすると、ACL準決勝のホーム・広州恒大戦。
ファブリシオ、関根のミドルシュート2本が決まって、守っても無失点勝利。
リーグ戦とは見違えるような勝ちっぷりに、平日ながらスタジアムに足を運んで良かったです。

逆にワーストを挙げるとしたら数えきれない。
該当作品ならず該当試合なしといきたいところですが、ここはホーム・広島戦を挙げます。
ACL明けの試合とはいえ、当時、リーグ戦で連敗中のチームに成すすべなく惨敗。
オリヴェイラ監督解任を決定づける試合、自分が現地参戦した試合と、ワーストに挙げる要素は揃いまくっています。

ベストゴールを挙げるすると、ホーム・清水戦での橋岡選手のボレーシュート。
あのゴールが結果的に残留へと繋がりましたね。
今季の橋岡選手は攻撃にも絡めるようになったので、来年の東京五輪に向けて更なる成長を期待していきたいです。
仙台戦の興梠選手のループシュートも頭に浮かびましたが、彼にとっては、当たり前のプレーですからね。

今季の観戦はリーグ戦15試合、ACL6試合の計21試合。6-9-6
観戦成績は6勝9敗6分。
アウェーは3試合観戦(川崎、横浜、調布)

アウェーグルメは以下の通り
川崎・・・塩ちゃんこ
横浜・・・ハンバーグ
調布・・・深大寺そば


今季のアウェーは、わずか3試合。
しかも近場ばかり。(野球の広島遠征、ラグビーの愛知遠征がありましたが)
来季は、もしかしたらという事もあるので、これまで行ったことがないスタジアムへの遠征を考えています。
大分には旅行自体行った事がないし、清水も日本平のスタジアムでは観戦していないので、この2ヶ所に行けたらいいなと思っています。

記事を書いている時点では、まだ補強の話はなし。
逆に大分トリニータにレンタルに出していたオナイウ選手のマリノス完全移籍が決定。
早くもフロントが失態を晒してしまいましたね。
オナイウ選手の気持ちを考えると、これまでレンタルでたらい回しにされ続けてきた事を考えると、レッズに愛着がなくて当然なのかもしれませんね。

新加入では青森山田高校から武田英寿選手が入団します。
プロ野球で言うならドラフト1位競合レベルの選手で、要するに佐々木・奥川クラス。
久しぶりに高校サッカー界の大物がレッズに来ますね。
青森山田は選手権大会にも出場し、順当に勝ち進めば大宮、駒場で試合が組まれているので、正月休み中を利用して観戦してみようかと考えています。

最後に、遅くはなりましたが2019年シーズンも共に戦った同志の皆様、大変お疲れ様でした。
来季は今季以上の試練が訪れる事でしょう。
それでもサポーターとしてクラブを支えていく気持ちには変わりありません、
どうか精いっぱいのサポートをしていきましょう。

この記事へのコメント

2019年12月24日 10:12
おはようございます。
本来であれば期待のシーズンとしてスタートした筈だったのですが、蓋を開けてみたらリーグ戦は散々な内容と結果でしたね。まさかオリヴェイラからしてあんな事になるとは大誤算であり、そして一度は指導陣から外した組長を、またすぐ監督として戻すゴタゴタぶりと、シーズン序盤から派手に躓き、建て直せないままズルズル行ってしまった感じでしたね。
久々に本格的な残留争いを経験しました。これを学習材料にして、フロントもチームも変わらなければいけない筈なのですが、不安要素が極めて高い人事からして、相変わらず何がしたいのかわからないクラブではあります。3年計画も抽象的過ぎて、今のところはちょっと中身が見えませんね。こんな状態なので、現時点では補強も果たしてどうなっているのか心配です。まさか補強ゼロなんて事はないとは思いますが・・・。

これだけ不安が先行しているだけに、このままでは来季は我慢のシーズンになる可能性が高いですが、それだけに何か希望が欲しいですね。だからこそ青森山田の武田君には高卒ルーキーながら即戦力として期待してしまいます。

あまりよくないニュースが続いているだけに、ここからは明るいニュースが続く事を願って待ちたいと思います。

改めて今シーズンもお疲れ様でした。また来季もよろしくお願い致します。
FREE TIME
2019年12月24日 23:26
 >うえさん
こんばんは。
久しぶりに最後まで苦しんだシーズンになりましたね。
それだけでなく、来季に向けてオファーをした選手に悉く断られるなど、全く未来が描けない状態に陥っています。
このままでは2年以内に降格してしまいそうです。
武田君は高卒新人なので夏以降に期待していけたらと思っています。

最後に今シーズンもお世話になりました。
来シーズンも宜しくお願いいたします。
2019年12月26日 06:15
何時もお世話になっております。

まずはこの度レオナルド獲得をして頂きまして満額の移籍金を支払って頂けれ増した事を感謝申し上げます。ドリブルと高さは強くありませんが、ペナルティエリア内の冷静さと決定力は素晴らしいので柏木からのラストパスが通ればゴールを量産するシーンが多く観れると思います。

そして残念なお知らせとして田中達也選手が今季限りで新潟を退団する事となりました。アルベルト監督の構想から外れた事により新潟はバルサ志向のサッカーを目指す事によりこれまで象徴的だった選手は契約満了となった次第です。予算のないクラブですので達也と契約できなかった事は苦渋の選択と捉えて頂ければと思います。

ミシャ政権以降苦しむというのは理解はしていましたがこれから浦和がどういうサッカーを目指していくのかが本当の問題なのだと思います。浦和としてはオナイウがまさかの強奪になった事からも目指すサッカーが不透明という事も原因だと思います。

フロントの人事部的な話となると難しいですが、誰が強化部長になり誰がGMになると納得するのかはクラブによって異なるだけに自分が納得する人がなったからといって周りが納得するとは限りませんからね。

私はこの1年是永社長とシーズン通して直接お会いしてコンタクトをとってきたので様々なクラブ事情を聞く事の関係までいきましたが、周りが思う以上に大変な状況だったという事は聞いているので監督解任の時も直接問えましたし、今回の新監督就任の件も夏には監督交代する意図は感じるコメントがあったのでこれからどういうクラブを目指しどういうサッカーを目指すのかは私なりの解釈で理解して今があります。

浦和と新潟の違いをクラブの中に入って感じた事は浦和はお金がある分選手を確保できますが大幅な入れ替えが複数年契約選手が多く難しいという事で数年前の名古屋のような2年でほぼ総替えという事ができないという事情が目指すサッカーを大幅に変えられない難しさなのだと感じます。

新潟のように堅守速攻からバルサ志向のサッカーへ変更する為に若手と1部除いて半分総替えするという事は浦和には難しいと今は理解しています。

今年1年浦和レッズをサポートして色々な事を学べて色々な経験ができた事に感謝しております。来シーズンも浦和レッズをサポートして参りますので宜しくお願い致します。
FREE TIME
2019年12月26日 23:25
 >PGM21 さん
お世話になっております。
新潟さんからレオナルド選手が加入しました。
大槻監督が彼を活かせるかわかりませんが、J2得点王の片鱗に期待したいです。
田中達也選手の退団は自分も残念です。
まだ新天地が決まっていないようですが、早く決まる事を願っています。

結局、フロントが迷走しているから現場にまで飛び火してしまっているのが、今季の低迷と来季以降の不透明さなんですよね。
来季もシーズン途中で監督交代があるのではないかと、今から良くない事を考えてしまっています。

来季も宜しくお願い致します。
そして、新潟さんと再びJ1の舞台で戦いたいです。