映画「ダンスウィズミー」

映画「ダンスウィズミー」を鑑賞しました。

この映画は、矢口史靖が監督を務め、自身初のミュージカルに挑んだコメディー。
ミュージカルスターになる催眠術をかけられた女性が、ゆく先々で騒動を起こす作品。

ストーリーは、一流商社に勤務する鈴木静香(三吉彩花)は、曲が流れた途端に歌って踊らずにはいられなくなるという催眠を催眠術師にかけられる。
翌日から静香は、テレビから流れる音、携帯電話の着信音、駅の発車メロディーなど、ちまたにあふれる音楽に体が勝手に反応してしまう。
なんとか術を解いてもらおうとするが、催眠術師はどこにもいなかった。

矢口史靖監督の最新作。
コメディタッチなミュージカルな映画という事で、どのような内容なのか鑑賞してみる事にしました。

主人公は一流商社に勤務するOL・鈴木静香。
矢口監督作品だけに主人公の名字は、やはり鈴木ですねw

静香は、一流企業に勤務し、高級マンションで一人暮らしの言わば「勝ち組OL」。
そんな彼女に降りかかった災難を自力で乗り越えようとする流れは、なかなか面白く出来ていました。

ミュージカル場面には様々な趣向が盛り込まれていました。
オフィスでは並んだ机の上を並んだ花道のように歩き、レストランではテーブルクロス引きなどを披露し、更にはシャンデリアにまで飛び移る。
主演を務める三吉彩花の身体能力の高さも感じました。

このミュージカルシーンに、必ずオチがついて回るのもポイント。
音楽が止まった時に、現実に戻されるのですが、オフィスにはシュレッダーの紙くずが散乱し、レストランでは料理が床に落ちてグラスも割れている有様。
理想と現実の違いも如実に描いていたのが、この映画の印象に残った部分です。

ただ、気になった点も。
それは、ミュージカルで使用された曲が古い曲ばかりであったという事。
懐かしの名曲もいいけど、最近の曲も混ぜた方が、より面白く構成できたのではないかと思います。

主演の三吉彩花は、歌も踊りも素晴らしかったですね。
それを支える個性的な脇役も光っていました。

ある事をきっかけに人生が大きく変わるというのは、よくある事だと思いますが、静香にとっては催眠術にかけられてしまった事で災難ばかりでしたが、新たな出会いや人生観を手にしましたね。
新たな道を選ぶことを決意した静香の今後も気になるラストでした。

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