映画「新聞記者」

映画「新聞記者」を鑑賞しました。

この映画は、東京新聞記者・望月衣塑子の著書を原案にしたサスペンスドラマ。
国家の闇を追う記者と若手エリート官僚が、それぞれの正義を貫こうとする作品。

ストーリーは、東都新聞の記者・吉岡(シム・ウンギョン)は、大学新設計画にまつわる極秘情報の匿名FAXを受け取り、調査を始める。
日本人の父と韓国人の母を持ち、アメリカで育った吉岡はある思いから日本の新聞社に在職していた。
かたや内閣情報調査室官僚の杉原(松坂桃李)は、国民に尽くすという信念と、現実の任務の間で葛藤する。

当初は鑑賞予定になった作品。
しかし、この映画に対する評価が高かったことで、急遽、劇場鑑賞する事にしました。

実際に鑑賞してみて、実に重たい作品でした。
テーマも重く、杉原が勤める内閣情報調査室の室内が暗い。
2010年に公開された映画「告白」を思い出すような薄暗い背景でしたね。
そして、吉岡の過去も悲しいものでした。

ストーリー的には、昨年鑑賞した映画「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」みたいな展開でしたね。
政府が握っている秘密を次々と暴いて、確証を得たところで記事にする。

ただし、「ペンタゴン・ペーパーズ」との違いは、そのまま東都新聞社の思い通りには事が進まなかった事。
上司である多田(田中哲司)に何か言われた後の杉原の虚ろな表情が何か釈然としないところがありました。

ラストで杉原が交差点越しに吉岡に対して何か言っていましたが、果たして何を言っていたのでしょうか?
非常に意味深なラストでした。

吉岡を演じた韓国人女優のシム・ウンギョン。
何で韓国人女優が主演なのかと思いましたが、吉岡が日韓のハーフという設定との事。
複雑な役だったかと思いますが、日本語も流暢に話せていたし、いい女優だなと思いました。

その他では多田を演じた田中哲司の冷徹ぶりが心憎かった。
先月まで放送されていた、ドラマ「緊急取調室」ではいい上司だった分、このギャップがたまらなく憎かったです。

もし、今の日本政府が、この映画みたいになってしまったら嫌ですね。
そうならない事を願うばかりです。

この記事へのコメント

omachi
2019年07月17日 02:16
お腹がくちくなったら、眠り薬にどうぞ。
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)

読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。