映画「ビリーブ 未来への大逆転」

映画「ビリーブ 未来への大逆転」を鑑賞しました。

この映画は、80歳を超えてなおアメリカの最高裁判事を務めるルース・ギンズバーグ氏の半生に迫る人間ドラマ。
女性が働きにくかった時代に弁護士となり、女性の権利を訴え続けた主人公を映し出す作品。

ストーリーは、貧しいユダヤ人家庭出身のルース・ギンズバーグ(フェリシティ・ジョーンズ)は、必死に努力して名門ハーバード法科大学院に入学する。
1956年当時在学していた女性は500人中たったの9人で、女子トイレすら設置されていなかった。
家事と育児に理解のある夫マーティン(アーミー・ハマー)の助けもあり、ルースは首席で卒業する。
しかし女性というだけで法律事務所に就職することができず、大学の教授になる。

男女差別に対して女性が国を相手に裁判で立ち向かう話。
近年、人種差別や男女差別を扱った作品が増えていますが、この話も実話に基づいたもの。
自分は男ではありますが、主人公のルースの生き様を見て、いろいろと共感させられる部分がありました・

ルースは大学院を主席で卒業する程の優秀で、夫のマーティンも優秀な弁護士。
大学院に通う妻の分もと家事も手伝ってくれるのだから、いい夫婦なんですねぇ。

しかし、そんな優秀な彼女が「女性だから」という理由で弁護士になれない。
冒頭の方でも大学院に進んだ女学生に対して偏見的な質問をしていたし、とても今では考えられないような思想が横行していたのでしょうね・・・。

偏見に立ち向かい裁判で戦う事になったルース。
終盤の法廷でのシーンは見応えありましたね。

それまでは原告の言う事なんか聞く耳持たなかった判事も大学の教授も、そして法廷の雰囲気も彼女に否定的。
誰もがルースの敗訴を確信していた様子だったのが、ルースが語る4分の間で法廷の雰囲気を一変させ、規則である4分間を超えて延長させてまで判事達の態度も判断をも変えさせた。
誰もがわかる説明で筋を通しながら感情論も上手く交えて会場に訴えた発言は見事でした。



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