映画「日日是好日」

映画「日日是好日」を鑑賞しました。

この映画は、茶道教室に通った約25年について記した森下典子のエッセイを映画化した人間ドラマ。
母親の勧めで茶道教室へ通うことになった大学生が、茶道の奥深さに触れ、成長していく姿を描く作品。

ストーリーは、大学生の典子(黒木華)は、突然母親から茶道を勧められる。戸惑いながらも従姉・美智子(多部未華子)と共に、タダモノではないとうわさの茶道教室の先生・武田のおばさん(樹木希林)の指導を受けることになる。

先月、お亡くなりになった樹木希林さん出演の作品。
当初、黒木華と多部美華子出演という事で華道なのかと思っていました(笑)
茶道の事は、よくわからないが、樹木希林の遺作となった作品というだけでも観るべきと感じ、劇場鑑賞してみる事にしました。

ストーリーの流れとしては、主人公の人生がドラマティックというわけでもありません。
典子と美智子の大学生生活からスタートし、就職、結婚、別れなど、誰でも通る道を歩んでいっています。
また四季を豊かに描いている部分に、自分は惹きこまれていきました。
映像を見て映像を見て、水の音、雨の音、季節を大切にする心、感じる心を持つ事など、改めて日々を大切に過ごしていきたいと思える作品です。

ストーリー前半で典子と美智子がカラオケに興じるシーンがありますが、「一体、何年前の歌を歌っているんだよ」とツッコミを入れてしまいましたが、その後の月日の流れに「そういう事なのか」と痛感。
つまり、典子は自分と同じくらいの年って事か・・・。

エッセイが原作というだけあって、現実的な流れで話は進んでいったが、映画化されるからには、何か起伏に富んだ展開があっても良かったと思います。
典子の視点で描かれていたせいか、美智子がいきなり結婚するとか言い出した時は「どういう事?」って思ったし、茶道の素質があると言われていた女子高生のその後はどうなってしまったのだろうか?
あと典子に、いつの間に婚約者がいたのだろうか?
いろいろと消化不良な部分も目につきました。

でも、この映画は樹木希林さんを観るだけで元が取れる作品。
ベテランならではの演技と独特の雰囲気が、もう2度と見る事が出来ないのかと思うと、本当に残念です。
謹んでご冥福をお祈りいたします。



この記事へのコメント

2018年10月24日 22:56
映画化するにはあまりにもストーリーがなさすぎですよね。
これなら茶道入門という感じの作品にした方がまだマシだったかも?
2018年10月25日 22:18
 >にゃむばななさん
エッセイが原作なのでドラマ性がないのは仕方ないでしょう。
でも、茶道の奥深さは感じる事が出来ました。

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