高木菜那金メダル カーリング女子銅メダル

平昌オリンピックも16日目。
新種目のスピードスケート女子マススタートで高木菜那選手が金メダル。
女子カーリングで日本が3位決定戦でイギリスに勝って銅メダルを獲得しました。

女子スピードスケート
今五輪からの新種目となるマススタート。
日本勢で男子はウイリアムソン師円、土屋、女子は高木菜那、佐藤の計4選手が出場。

マススタートとは、集団スタートとの事で選手がマラソンのスタートのように同時にスタートし、シングルトラックで滑走する競技。
1周約400mを16周滑走し獲得ポイントでの順位を争う競技だそうです。
獲得ポイントは4周ごとの順位でポイントが加算。

準決勝のレースでは高木選手とウイリアムソン師円選手の2人が決勝進出。
土屋選手と佐藤選手は決勝に進めず。

最初に行われたのが女子の決勝。
高木選手は慎重なレース運びで後方からチャンスをうかがい、勝負どころとなった終盤で一気にペースが上がり高木選手もついていく形。

最後の一周となったところで2位につけた高木選手が最後のカーブで先頭に立って、そのままトップでゴール。
新種目となった競技で初めての金メダルは高木菜那選手の手に渡りました。

これで高木選手は団体パシュートと合わせて2つ目の金メダル。
日本の女子選手が1大会で2つの金メダルを獲得するのは夏季五輪含めて初めて。
冬季五輪で2つ目の金メダルは長野五輪の船木選手に次ぐ快挙達成です。
一方の男子ではウイリアムソン師円選手の11位が最高でした。

新種目のマススタート。
どんな競技だかわからなかったのですが、ショートトラックと似たような感じですね。
あるいは競馬(笑)

佐藤選手が準決勝でアクシデントに巻き込まれて決勝に進めず、1人で挑んだ決勝でしたが、冷静なレース運びで他の強豪選手の様子をうかがい、最後の勝負となったところで先頭の選手にくらいつき、最後のカーブで大きく膨らんだスキを見逃さずに逆転して、そのまま優勝。
まさに駆け引きの巧さと持ち前のスプリント力を活かしての優勝でした。

妹の高木美帆選手が金銀銅の3つのメダルを獲得しましたが、姉の菜那選手は金メダル2つ。
これで高木姉妹で計5つのメダルを1大会で獲得する事になりました。
スピードスケート種目は全種目を終了して、日本勢は金3つ、銀2つ、銅2つの計7個。
前回のソチ五輪は0個だったので、素晴らしい躍進です。

しかし、この7個のメダルは全て女子の選手が獲得したもの。
女子選手に比べて男子選手の物足りなさも感じた今五輪のスピードスケートでした。

女子カーリング
前日の準決勝で韓国に惜敗した日本。
銅メダルをかけて3位決定戦でイギリスと対戦。

試合は第5エンドまで後攻のチームが1点ずつ取る展開。
第5エンド終了時点で3-2とイギリスリードで勝負は後半へ。

3-2のまま第7エンドまで終了し、第8エンドで日本が1点を返して同点に。
第9エンドで日本は不利な先攻だったが、相手のミスショットによって日本が1点をスチールして逆転し、勝負の行方は最終エンドへ。

最終エンドも日本は先攻だったが堅実な攻めでストーンを重ねるが、日本の最終投がわずかにずれて、この時点でナンバーワンのストーンはイギリス。
イギリスは逆転の2点を狙ったが、ここでもミスショットとなった日本のストーンがナンバーワンに。

試合は5-3で日本がイギリスに勝利。
男女通じて初めて日本がカーリングでメダルを獲得しました。

点の取り合いとなった韓国戦とうって変わって1点の攻防を巡る戦い。
第5エンドまでは後攻のチームが1点取り合う展開でしたが、第6~7エンドでは後攻の日本が次のエンドでも後攻を取れるブランクエンドに成功して後攻を取り続け、最後の3エンドで1点ずつ取っての逆転勝ち。
第9~第10エンドとスチールによる得点と運も味方につけた感はありましたが、それまでの積み重ねがあったからこそスチール出来たのだと思います。

それにしても日本がカーリングでメダルを獲得するなんて、大会前は全く想像していませんでした。
それとカーリングのルールも、この五輪を通じて理解する事が出来ました。
試合時間が長いので体力も必要ですが、それ以上に頭を使う事と、チームワークが必要とされる競技ですね。

これで競技も最終日を残すのみとなりました。
高木選手の金メダル獲得、女子カーリングの選手の皆さんの銅メダル獲得、本当におめでとうございます。



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