映画「3月のライオン 後編」
映画「3月のライオン 後編」を鑑賞しました。
この映画は、若きプロ棋士の成長を見つめた羽海野チカのベストセラー漫画を実写化した2部作の後編。
次々と待ち受ける試練を乗り越えながら獅子王戦に挑む桐山零が、その中で闘いしか知らなかった自分を見つめ直して前に進む作品。
ストーリーは、プロ棋士の桐山零(神木隆之介)が、川本あかり(倉科カナ)、ひなた(清原果耶)、モモ(新津ちせ)の川本家3姉妹と食卓を囲むようになって1年。
彼女らとの交流に安らぎを感じる一方で獅子王戦に臨もうとするが、幸田柾近(豊川悦司)は頭をけがして入院、その娘・香子(有村架純)は妻のいる後藤正宗(伊藤英明)との関係に悩み、二海堂晴信(染谷将太)は自身の病気に苦しむなど、それぞれ試練に直面していた。
さらに、川本家には3姉妹を捨てた父親が現れたことで不穏な空気が漂い始める。
3月に公開された前編は興業収入がイマイチという結果。
そんなに悪い内容ではなかったのに(謎)
やはりアニメ映画が並ぶ時期に公開したのが不運だったと見るべきか。
前半では宗谷名人(加瀬亮)と対局し、零は善戦するものの惜しくも敗れる。
もう終わりかよと思いましたが、ここから零だけでなく、零を取り巻く人物の様々な人間模様が描かれていました。
親子の確執、妻の死、学校でのいじめ等々。
ありがちな出来事ばかりでしたが、ちょっと詰め込み過ぎな気もしましたね。
それでもメインである将棋のシーンも忘れず。
後編も前編同様に見応えありました。
後編は零の事よりも川本家の問題の方に目が向きましたね。
次女のひなたが、学校でいじめられていた子を庇い、その子が転校した事によって、新たなターゲットにされてしまった。
それでも、ひなたは負けずに立ち向かい、自らの力でいじめを乗り切っていく姿には彼女の芯の強さを感じます。
それにしても、このいじめのシーンでは主犯格よりも担任にイライラさせられた。
見て観ぬフリをしておきながら、誤魔化しようもないところまで追い詰められると、逆ギレして取り乱し、挙句の果てには教師をも辞めた。
こういう、いい加減な人間には教育者になってほしくありません(呆)
いじめ問題は克服した川本家に一難去ってまた一難。
今度は家を捨てた父親・誠二郎(伊勢谷友介)が川本家に戻ってくる。
家を捨てた理由も身勝手だったが、戻ってきた理由も身勝手。
そんなどうしようもない男でも3姉妹にとっては父親。
子は親を選べないジレンマを感じてしまいますね。(自分の両親はまともだったが)
そして、将棋の話題も。
終盤の零と後藤の対局シーンも、これぞ決戦って感じでした。
自分は将棋の事は、よくわからないけど、後藤が何気に零にアドバイスするシーンもグッときたし、一度は混乱した零も平常心を取り戻して対局する。
きっと実際のプロ棋士も、こういう駆け引きをしながら身が詰まるような思いで対局しているのでしょうね。
ラストでは山形県の立石寺にて宗谷名人と再戦するシーンで幕を閉じます。
立石寺は行った事はありませんが、あの石段や寺から眺める景色を見ると、一度は訪れてみたくなりました。
NHKでOAしていたアニメも秋には続編が予定されているので、こちらも見ておこうと思います♪
この映画は、若きプロ棋士の成長を見つめた羽海野チカのベストセラー漫画を実写化した2部作の後編。
次々と待ち受ける試練を乗り越えながら獅子王戦に挑む桐山零が、その中で闘いしか知らなかった自分を見つめ直して前に進む作品。
ストーリーは、プロ棋士の桐山零(神木隆之介)が、川本あかり(倉科カナ)、ひなた(清原果耶)、モモ(新津ちせ)の川本家3姉妹と食卓を囲むようになって1年。
彼女らとの交流に安らぎを感じる一方で獅子王戦に臨もうとするが、幸田柾近(豊川悦司)は頭をけがして入院、その娘・香子(有村架純)は妻のいる後藤正宗(伊藤英明)との関係に悩み、二海堂晴信(染谷将太)は自身の病気に苦しむなど、それぞれ試練に直面していた。
さらに、川本家には3姉妹を捨てた父親が現れたことで不穏な空気が漂い始める。
3月に公開された前編は興業収入がイマイチという結果。
そんなに悪い内容ではなかったのに(謎)
やはりアニメ映画が並ぶ時期に公開したのが不運だったと見るべきか。
前半では宗谷名人(加瀬亮)と対局し、零は善戦するものの惜しくも敗れる。
もう終わりかよと思いましたが、ここから零だけでなく、零を取り巻く人物の様々な人間模様が描かれていました。
親子の確執、妻の死、学校でのいじめ等々。
ありがちな出来事ばかりでしたが、ちょっと詰め込み過ぎな気もしましたね。
それでもメインである将棋のシーンも忘れず。
後編も前編同様に見応えありました。
後編は零の事よりも川本家の問題の方に目が向きましたね。
次女のひなたが、学校でいじめられていた子を庇い、その子が転校した事によって、新たなターゲットにされてしまった。
それでも、ひなたは負けずに立ち向かい、自らの力でいじめを乗り切っていく姿には彼女の芯の強さを感じます。
それにしても、このいじめのシーンでは主犯格よりも担任にイライラさせられた。
見て観ぬフリをしておきながら、誤魔化しようもないところまで追い詰められると、逆ギレして取り乱し、挙句の果てには教師をも辞めた。
こういう、いい加減な人間には教育者になってほしくありません(呆)
いじめ問題は克服した川本家に一難去ってまた一難。
今度は家を捨てた父親・誠二郎(伊勢谷友介)が川本家に戻ってくる。
家を捨てた理由も身勝手だったが、戻ってきた理由も身勝手。
そんなどうしようもない男でも3姉妹にとっては父親。
子は親を選べないジレンマを感じてしまいますね。(自分の両親はまともだったが)
そして、将棋の話題も。
終盤の零と後藤の対局シーンも、これぞ決戦って感じでした。
自分は将棋の事は、よくわからないけど、後藤が何気に零にアドバイスするシーンもグッときたし、一度は混乱した零も平常心を取り戻して対局する。
きっと実際のプロ棋士も、こういう駆け引きをしながら身が詰まるような思いで対局しているのでしょうね。
ラストでは山形県の立石寺にて宗谷名人と再戦するシーンで幕を閉じます。
立石寺は行った事はありませんが、あの石段や寺から眺める景色を見ると、一度は訪れてみたくなりました。
NHKでOAしていたアニメも秋には続編が予定されているので、こちらも見ておこうと思います♪