微妙な判定からの逆転サヨナラ

センバツ高校野球も準々決勝。
準々決勝らしい白熱した試合もありました。

第2試合は龍谷大平安(京都)vs明石商(兵庫)の関西勢対決。
試合は両先発投手の好投で投手戦となり5回まで両チーム無得点で進んだが、6回に明石商が二死から2つの四死球でチャンスを作って3番:橋本選手のタイムリーで待望の先制点。

6回まで明石商の好投手・吉高投手の前に無得点だった龍谷大平安は7回に併殺崩れの間に1点を返して同点に。
試合は1-1のまま、9回で決着が着かずに延長戦に突入。

延長10回に満塁のチャンスを逸した龍谷大平安は延長12回に先頭打者が二塁打で出塁し、続く打者が送って一死三塁のサヨナラのチャンス。
ここで明石商バッテリーは満塁策を選択し一死満塁と再び龍谷大平安がサヨナラのチャンスとして、ここまで無安打だった小川選手がサヨナラヒットを打って勝負あり。
延長12回の熱戦は龍谷大平安が2-1と明石商にサヨナラ勝ちして2年ぶりのベスト4。
甲子園通算勝利も99勝として、大台の100勝まで、あと1勝に迫りました。

今大会最多出場である40回目の出場を誇る龍谷大平安と、春夏通じて初めての甲子園の明石商。
対象的な両チームの対戦でしたが、1点を争う好ゲーム。
まさに両校のエース同士の見事な投手戦でした。

明石商としては8回の一死三塁の場面でスリーバントスクイズを外されての三振ゲッツーで追加点を取れなかったのが残念でしたね。
その裏に同点に追いつかれてしまったし、結果的には、あのスリーバントスクイズ失敗が勝敗を左右してしまいました。

それでも、激戦の兵庫と近畿地区を勝ち上がり、日南学園、東邦といった甲子園でお馴染みの強豪校を連破しての快進撃は見事。
明石商の名前が今大会をきっかけに一気に全国区になりました。

第3試合は木更津総合(千葉)vs秀岳館(熊本)。
試合は木更津総合が4回に1点を先制。
この1点をエース・早川投手が、昨日の2回戦で3本塁打を含む16得点の猛攻を見せた秀岳館の強力打線を相手に8回まで2安打無失点に抑える好投で、試合は1-0と木更津総合リードのまま9回裏へ。

秀岳館は先頭打者が四球で出塁し、送りバントと内野ゴロで三塁まで進むが既に2アウト。
完封勝利まで、あと1人に迫った早川投手はフルカウントから内角いっぱいのストレートを投げ込んだが判定はボールで四球。
ここから秀岳館が広部選手の一二塁間を抜けるタイムリーを打って同点。
続く堀江選手がセンターオーバーのヒットで一気に逆転サヨナラ勝ち。

秀岳館が、あと1人と追い詰められた状態から粘って木更津総合に逆転サヨナラ勝ち。
初めてのベスト4進出を決めました。

2回戦で大阪桐蔭の強力打線を1点に抑えた木更津総合・早川投手と、16点を取った秀岳館の強力打線が、この試合の焦点でしたが、あと1人で完封負けという窮地に立たされた秀岳館が一気に逆転サヨナラ勝ち。
野球の醍醐味と怖さを同時に味わう試合でした。

この試合のポイントとなると、9回裏のフルカウントから内角にズバッと決まったストレートをボールと判定されてしまった事。
確かにコーナーいっぱいのボールではあったが、プロでもストライクを取ってくれたであろうコース。
あれをボールと判定されてしまった事で木更津総合バッテリーも気落ちしてしまった感じでした。

一方で秀岳館の粘りも見事。
先頭打者も粘って四球を選んでいたし、5番打者にしてもフルカウントまで持ち込めた事で四球という結果に繋がった。
この粘りがサヨナラ劇を生んだといってもいいかもしれません。

準々決勝他2試合の結果は以下の通り。
智弁学園(奈良)6-0滋賀学園(滋賀)
高松商(香川)17-8海星(長崎)

智弁学園は39年ぶりのセンバツベスト4。
高松商にいたっては51年ぶりのベスト4と、お互い実に久しぶりのベスト4進出となりました。

準決勝の対戦カードは以下の通り。
1:智弁学園(奈良)-龍谷大平安(京都)
2:秀岳館(熊本)-高松商(香川)

明日は休養日に割り当てられ、準決勝は明後日行われます。
決勝に進む2校はどこか、明後日の甲子園からも目が離せません。


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