巨人・原監督が正式に退任

巨人の原辰徳監督が今季限りでの退任が決まりました。
後任の監督は未定です。

原監督は2002年に長嶋監督の後を継いで、監督1年目ながら日本一に輝いたが、2003年には故障者続出で3位という結果に終わり、フロントとの確執もあって退任。
そして2006年に再び監督として復帰して今年まで10年間も監督を務めてきました。

この計12年間でリーグ優勝7回(うち3連覇2回)、日本一3回の実績。
そして、2009年のWBCでも監督として優勝に輝くなど監督としての実績は誰もが認めるところでしょう。

時には不可解な采配もありましたが、これ程の結果を残せる監督というのは、なかなかいないと思います。
21世紀以降の監督としては落合博満氏と並ぶ名監督と言っても過言ではないでしょう。
中でも2009年のWBCでは個性派の選手とコーチを巧く纏めての世界一。
その時のメンバーだった杉内、村田、片岡の3選手がFA移籍でジャイアンツを選んだのも当時の原監督の存在が大きかったのではないでしょうか?

自分にとって原辰徳という存在は、以前にも記事で述べたように小さい事から憧れの存在。
生まれて初めて野球観戦したのが後楽園球場での巨人戦で、その試合で原選手がサヨナラホームランを打った事は今でも覚えています。
そして1995年の引退試合も東京ドームで観戦していました。
その憧れの人がユニフォームを脱ぐのは、やはり一抹の寂しさを感じます。

2003年の時は納得できなかったけど、今年の退任に関しては、今季限りで退任しそうな雰囲気があったので納得しています。
正直、長期政権にありがちなマンネリも感じていたし。
今が、まさに本人の言う新陳代謝の時期なのでしょう。

原監督にあえて不満がある点とすれば、将来の4番打者すなわち第2の原辰徳を育てられなかった事。
坂本選手が何処か現役時代の原監督と重ねる部分があるけど、やはり阿部選手に続く生え抜きの4番打者を原監督が在任中に出てきてほしかったです。
もっとも、大田選手、中井選手があの体たらくでは育てる以前のレベルだったかもしれないか・・・。

原監督退任によってジャイアンツの監督は12球団で唯一空席の状態になってしまいました。
今まで巨人は監督交代の際は次期監督への引き継ぎを行ってきましたが。今回はフロントが全く動いていなかった事で長い球団の歴史の中でも初めて(?)監督不在となります。
後任監督も長期化する見通しで、場合によっては監督不在でドラフトや秋季キャンプに臨む事になります。

そのドラフトも原監督退任によって不透明になってきましたね。
当初の予想では原監督の後輩にもあたる東海大相模・小笠原投手を1位指名すると思っていましたが、ここに来て外野手の引退や戦力外が発表されている事から関東一・オコエ選手か明大・高山選手の1位指名に路線変更しそうですね。

尚、後任監督の候補は多数挙がっていますが、これまで巨人という球団の歴代監督は現役時代は巨人一筋で、かつエースか4番だった選手に限られています。
個人的には川相ヘッドコーチの昇格が適任ではないかと思いますが、ご存知の通り、現役時代は4番打者ではなかったし、現役引退を撤回してドラゴンズに移籍した経緯があります。
それに2軍監督時代の成績も今一つだった事が、最有力と見られない理由ではないかと思います。

そして絶対に止めてほしいのが江川卓氏の新監督就任。
現役時代は絶対的エースだったが、入団時に騒動を起こして、一応阪神の選手としてプロ入りして、その後、巨人へトレードで入ったので、ある意味生え抜きではない。
現役引退してから20年以上経過し、その間コーチの経験もないし、取材で現場に足を運ぶ事もしていない。
ましてや今年で60歳になった人物が新監督になるなんて、完全に新陳代謝ではなくなってしまいますね(汗)

そうなると他の候補者となると斎藤雅樹投手コーチか高橋由伸選手兼任コーチですが、2人ともリーダーシップに欠ける部分があるので、ジャイアンツの監督は務まらないでしょう。
ましてや、素晴らしい実績を残した原監督の後を継ぐのは相当な覚悟が必要になります。

最後に原監督、12年間にわたる監督生活お疲れ様でした。
ファンやマスコミの視線が厳しいチームでの監督生活は一般の人では想像も出来ないような激務だったと重いので、ゆっくり休んでほしいと思います。
そして、次は2020年の東京五輪で野球が復帰出来たら監督としてグラウンドに戻って来てほしいと思います。


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