セ・リーグはパ・リーグの二番煎じになるのか

先週、セ・リーグが今季から予告先発を導入する案が出ている事が報じられましたが、その他にもDH制の導入や、レンタル制なども検討しているようです。

セ・リーグが予告先発の導入を検討していることが3日、分かった。
セ6球団と日本野球機構(NPB)セ運営部が出席して1月下旬に行われた非公式の会合で、リーグ振興策の一環として持ち上がった。現在は、各球団が案を持ち帰り、監督ら現場の意見を聞くなど、球団内で協議している。
パ・リーグでは、ファンサービス策として予告先発を1983年に開幕戦限定で導入した。以後、段階的に試合数を増やし、94年から全試合で実施している。セも同年は日曜日の試合に限って実施したが、翌年から打ち切られた。
セの佐藤良平理事長(中日球団代表)は「球団としてどうするかを検討している。セの理事会で話し合ったわけではなく、細かいことは言えない」と話している。(読売新聞)

セ・リーグが、今季から導入を検討している予告先発以外にも(1)レンタル移籍制度(2)指名打者(DH)制度(3)独立リーグへの選手貸し出しなど、複数項目について協議していることが4日、分かった。
サッカーでは一般的となっているレンタル移籍制度は、選手会からの要望もあり以前から12球団代表者会議などの場で検討されてきた案件。ある球団首脳は「レンタル移籍の話は(3月1日の)理事会でも出るんじゃないか」とした。ただ、期限付きの移籍はサインプレーが多い野球の場合、チーム内の機密保持が難しい点などから「不正の温床」ともなるとして反対意見が根強く残っている。
また、DH制は75年からパ・リーグが導入したが、セ・リーグは「野球の伝統をあまりにも根本的に覆しすぎる」「投手に代打を出す時機と人選は野球戦術の中心であり、その面白みをなくしてしまう」などDH制を採用しない理由を9項目にわたって表明するなど、長く否定的な立場を取ってきた。
そのセ・リーグが非公式の場とはいえ、DH制まで議論の俎上(そじょう)にのせたあたりに人気回復に向けた改革への本気度がうかがえる。
現実的にはすでに数球団が反対を表明していることから、DH制の導入は見送られることが濃厚。しかし2年連続で1試合平均の入場者数が前年度を下回っている現状を打破するために、セ・リーグは本腰を入れてさまざまな改革案を検討している。(スポーツニッポン)

DH制とレンタル移籍制度の件は、現時点では白紙のようだが、予告先発の検討は継続中。
賛否両論が分かれるかもしれませんが、先発ローテーションでおおよその先発投手はスポーツ紙で予想されているのだから、予告先発を導入しても問題ないかと思います。

そもそもパ・リーグが予告先発を導入したのは、観客動員アップが目的。
しかし、予告先発導入当初は、その目的を果たせていませんでした。
今のパ・リーグが以前に比べて観客動員アップしたのは、各地方に球団が分散化された事で、地域密着に成功。
ファイターズの北海道移転が最たる例ですね。
東京ドームのままなら、観客動員数も下から数えた方が早かった筈ですから。

昨晩のスポーツニュースで野村克也氏が予告先発は真剣勝負に反するという理由で予告先発には否定的な意見を述べていました。
事実、イーグルス監督時代から予告先発には反対の構えを見せていました。
相手を騙して裏をかく事が真剣勝負とでも思っているでしょうか、この人は?

ただ、前文にも挙げているように、セ・リーグとしてはDH制も考えているらしい。
こちらに関しては、自分は反対です。
これでは、完全にパ・リーグの二番煎じになってしまいますよ。
メジャーでもDH制を導入しているアメリカンリーグと、投手が打席に立つナショナルリーグがあるのだから、セ・リーグはセ・リーグらしくやってほしいのが自分の本音です。

どんな意見があるにせよ改革はつきもの。
今後のプロ野球界にとって意味ある改革をしてほしいです。


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