映画「源氏物語 千年の謎」
映画「源氏物語 千年の謎」を鑑賞。
この映画は、日本が世界に誇る傑作長編小説「源氏物語」誕生の秘密に、斬新な解釈で迫る歴史スペクタクル。
作者である紫式部が生きる現実と、光源氏らが生きる物語の世界が時空を超えて重なっていくさまを描き出す作品。
ストーリーは、平安時代、娘が帝の子を産むことを望む関白・藤原道長(東山紀之)は、紫式部(中谷美紀)にある命を下す。
そこで彼女は、絶世の美男・光源氏(生田斗真)と彼を取り巻く宮中の女性たちの物語を執筆することに。
やがて、源氏を愛するあまり生き霊になってしまった女性の情念と、道長への思いを秘めて執筆に打ち込む式部の心が重なり出す。
社会の歴史の授業でも習った紫式部の「源氏物語」。
しかし、小説の内容は国語の授業でも習っていないし、実際に熟読したわけでもなし。
かつてNHKでやっていた「マンガで読む古典」という番組があったが、「枕草子」は視聴した記憶があるが「源氏物語」の記憶はなし。
よって、源氏物語に対する知識はなし。
平安時代という1,000年以上の昔の話を、どのような脚本で演出するのか興味があったので劇場鑑賞してみる事にしました。
全体的な感想としては「昼ドラ」並みのドロドロぶり・・・。
R指定しても良かったのではないかと思う程に過激な演出も見受けられました(汗)
ただし、小説の世界と現実の世界とを交互に演出する部分は良かったとは思います。
光源氏を演じていた生田斗真が本作品の主役になるのだが、小説の人物でいわば架空の人物。
やはり実質的な主役は中谷美紀演じる紫式部になるでしょう。
そう考えると、その紫式部に筆を書かせた藤原道長(東山紀之)も主役に匹敵する存在か。
自分がこの作品の中で一番インパクトの強かったキャラは、六条御息所演じる田中麗奈です。
生霊姿があまりにもハマっていた。
何故か現世から登場する安倍晴明(窪塚洋介)との対決も見応えありました。
勿論、六条御息所以外の光源氏を取巻く女性陣も、それぞれ個性があって魅力的でした。
映画のタイトルにもなっている「千年の謎」は、別に謎というような事はないような気がします。
紫式部が「源氏物語」を書くのが謎になるのなら、世の中の小説やエッセイ全てが謎になってしまうのでは・・・。
原作未読の「源氏物語」ですが、この映画を通じて、どのような小説であったか理解出来ました。
現代に置き換えても通じるような作品かな(謎)
今度は機会があれば原作を読んでみたいです。
この映画は、日本が世界に誇る傑作長編小説「源氏物語」誕生の秘密に、斬新な解釈で迫る歴史スペクタクル。
作者である紫式部が生きる現実と、光源氏らが生きる物語の世界が時空を超えて重なっていくさまを描き出す作品。
ストーリーは、平安時代、娘が帝の子を産むことを望む関白・藤原道長(東山紀之)は、紫式部(中谷美紀)にある命を下す。
そこで彼女は、絶世の美男・光源氏(生田斗真)と彼を取り巻く宮中の女性たちの物語を執筆することに。
やがて、源氏を愛するあまり生き霊になってしまった女性の情念と、道長への思いを秘めて執筆に打ち込む式部の心が重なり出す。
社会の歴史の授業でも習った紫式部の「源氏物語」。
しかし、小説の内容は国語の授業でも習っていないし、実際に熟読したわけでもなし。
かつてNHKでやっていた「マンガで読む古典」という番組があったが、「枕草子」は視聴した記憶があるが「源氏物語」の記憶はなし。
よって、源氏物語に対する知識はなし。
平安時代という1,000年以上の昔の話を、どのような脚本で演出するのか興味があったので劇場鑑賞してみる事にしました。
全体的な感想としては「昼ドラ」並みのドロドロぶり・・・。
R指定しても良かったのではないかと思う程に過激な演出も見受けられました(汗)
ただし、小説の世界と現実の世界とを交互に演出する部分は良かったとは思います。
光源氏を演じていた生田斗真が本作品の主役になるのだが、小説の人物でいわば架空の人物。
やはり実質的な主役は中谷美紀演じる紫式部になるでしょう。
そう考えると、その紫式部に筆を書かせた藤原道長(東山紀之)も主役に匹敵する存在か。
自分がこの作品の中で一番インパクトの強かったキャラは、六条御息所演じる田中麗奈です。
生霊姿があまりにもハマっていた。
何故か現世から登場する安倍晴明(窪塚洋介)との対決も見応えありました。
勿論、六条御息所以外の光源氏を取巻く女性陣も、それぞれ個性があって魅力的でした。
映画のタイトルにもなっている「千年の謎」は、別に謎というような事はないような気がします。
紫式部が「源氏物語」を書くのが謎になるのなら、世の中の小説やエッセイ全てが謎になってしまうのでは・・・。
原作未読の「源氏物語」ですが、この映画を通じて、どのような小説であったか理解出来ました。
現代に置き換えても通じるような作品かな(謎)
今度は機会があれば原作を読んでみたいです。