エジプト・ムバラク大統領辞任

エジプトのムバラク大統領が辞任を発表。
約30年にわたる長期政権に幕が下りました。

エジプトのスレイマン副大統領は11日テレビ演説を行い、同国を約30年にわたって統治してきたムバラク大統領が辞任したと発表した。これに伴い、軍の最高幹部会議が全権を掌握する。発表に先立ち、AP通信など複数のメディアは、ムバラク大統領が首都のカイロを出て、東部シナイ半島の保養地、シャルムエルシェイクに滞在していると報じた。チュニジアで1月に起きた民衆蜂起による政変がエジプトにも飛び火、同月25日から各地でムバラク氏の退陣を求める大規模な反政府デモが続いていた。ムバラク氏は次の大統領選への不出馬を表明する一方、即時退陣は拒否していたが、辞任圧力に抗しきれなかった格好だ。(産経新聞)

先月以降、大規模な反政府デモが続き、国民がムバラク大統領の退陣を求めていましたが、これまで辞任を固辞していたムバラク大統領が、ようやく辞任を表明したと発表。
エジプト国民の願いが叶ったと言う事ですね。

尚、今回のムバラク辞任によって、軍の最高幹部会議が国家の全権を掌握する事になっているのが、今後どのように影響するのか。
ムバラク色が残っているようだと、まだまだエジプト国民も決して安心すべきではない。
もし、軍の最高幹部会議の面々にムバラク派が残っているような場合は、暫く経ってからムバラク出戻りの可能性だってあるわけですから。

ムバラク辞任によって、エジプトはこれから大きな改革が迫られるでしょう。
これからが本当の始まりだと思います。
ムバラク大統領は30年以上にわたってエジプトの大統領に就いていた。
大統領という職を30年以上も務めていたというのは、独裁色も強い反面、政治的な手腕も伴っていた筈。
どのような大統領だったのかは、自分にはわかりませんが、今までエジプトは平和だったし、後任の大統領が誰になるのか未定だし、決してムバラク辞任がプラスには働かないと見ています。

エジプトの政変が今後のアフリカ、中東諸国にどのような影響を及ぼすか。
エジプトと同盟国にあたるアメリカも絡んでいるだけに、このまま静かには終わらないでしょう。


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