映画「オカンの嫁入り」

先日、映画「オカンの嫁入り」を鑑賞しました。

この映画は、長年、仲良く暮らしてきた母娘が、母親の突然の再婚宣言によって揺れ動くさまを、ユーモラスかつ温かく描いた人間ドラマ。
第3回日本ラブストーリー大賞ニフティ/ココログ賞を受賞した人気小説「さくら色 オカンの嫁入り」を映画化。
親子の葛藤(かっとう)をリアルに体現する作品。

ストーリーは、陽子(大竹しのぶ)と娘の月子(宮崎あおい)は、ずっと母一人子一人で仲良く支え合って暮らしてきた。
ある晩、酔っ払った陽子が若い金髪の男・研二(桐谷健太)を連れて帰ってきて、彼との結婚を宣言する。
あまりに突然の事態に戸惑う月子は、母に裏切られたという思いから陽子にも研二にも素直に心を開けず、家を飛び出してしまう。

月子はいきなり母が若い男と結婚すると言い出した時に反発していたが、何となくそういう気持ちになるのもわかる気がします。
そんな面白くない気持ちを、宮崎あおいが多彩な表情で魅せてくれていました。

その月子もトラウマを抱えて、仕事にも就けず、近所しか歩けない日々。
原因は職場内でストーカー被害に遭っていたからなのだが、電車にも乗れないくらいなのだから、相当に精神的ショックを受けてしまったのでしょうね。
ストーカー男には自分も引いてしまったくらいですから(汗)
現実にもそういう被害に遭った人はいるかもしれませんね。
ただ、別の電車じゃなくても移動手段があるのだが(爆)

陽子が結婚すると言った相手の研二は非常に気が利いて、元板前で料理も上手。
月子が研二を受け入れられなかったのは、単に金髪だからとか自分と歳が近いからと言うだけではなく、月子自身が男そのものを受け入れられなかったのかも・・・。

陽子と研二の結婚話も進展していくが、突然、陽子が倒れてしまう。
そこで月子は陽子が余命1年である事を知らされる。
「余命1年の花嫁」って冗談はさておき、その事実を知った月子に対する陽子の言葉には重みを感じましたね。
今まで月子は研二との結婚を受け入れようとしなかったのに、母がガンとわかった途端に受け入れようとしても母は嬉しくない。
母を思う娘と、娘を思う母の絆の強さを感じる場面でもありました。

終盤の白無垢を着た陽子が月子に対して「今までどうもありがとうございました」の挨拶が一番印象的。
本来は娘が両親に贈る言葉なんですけどね。

宮崎あおいと大竹しのぶの共演という事で興味がてら観た映画でしたが、ユーモアの中にシリアルな場面があったりの作品だと個人的には思います。
犬を含めた脇役も良かったし(笑)
ただ、陽子が死んだ後がどうなってしまうのか鑑賞後に気になってしまいました(汗)


ユーザレビュー:
読み易いが、易すぎる ...
捨て男に注目映画の配 ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by さくら色 オカンの嫁入り (宝島社文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル