指導者の不適切発言

現在開催中のセンバツ高校野球。
その熱戦に水を挿すような出来事が・・・。

問題となっているのが、先日の試合で21世紀枠で出場した向陽高校(和歌山)に敗れた開星高校(島根)の野々村監督の試合後の発言。
「もう野球をやめたい。死にたい。腹を切りたい。こんな試合にしかならないのは監督の力が足りない言う事。」と話し、さらに、敗戦の責任を背負い込み「21世紀枠に負けたのは末代までの恥。全国に恥をかいた。こんな恥をかくことは二度としたくない」とまで言い切って物議を醸す事に。

開星高校は、昨秋の中国大会優勝校として今大会に出場し、プロ注目の選手も擁し、前評判も良かったようです。
しかし、いざ試合となると向陽・藤田投手の前に打線が沈黙。
9回に1点を返して、尚も同点のチャンスを作ったが、あと1本が出ず1-2で敗戦。
自分もその試合をTVで観ていましたが、試合中から野々村監督がイライラしている表情が映っているのを観ていました。

敗戦から1日経って、自らの発言を謝罪していましたが、高野連からも学校側からも処分は避けられないでしょう。
何でも組み合わせが決まってから相手チームのビデオなどで分析をしなかったらしく、それだけで相手を舐めていた証拠。
指導者にあるまじき発言で有名になってしまったのだから、今後、この高校の野球部に入る生徒も減るでしょうね・・・。

さて、2001年のセンバツから取り入れた21世紀枠。
選考基準として前年の地区予選でベスト8以上などの選考基準の高校が条件で、その中から学校として地域の模範になる活動を行った高校が出場している。

向陽高校にしても昨秋の近畿大会に出場しているので、充分に全国で通用する力のあるチームである事を、今回の試合で実証してくれました。
藤田投手もスライダーにキレがあり、いい投手であると思います。

今大会で10年目を迎える21世紀枠ですが、最高成績は、2001年の宜野座(沖縄)や昨年の利府(宮城)のベスト4。
昨年の利府も甲子園で優勝経験のあり早実(東京)や習志野(千葉)に競り勝ち、準決勝で菊池雄星投手の花巻東(岩手)にも善戦している。
初戦で敗れた高校にしても、善戦している高校が多いし、決して「21世紀枠」で選ばれた高校イコール弱い高校とは限らない事は過去の成績が証明しています。
既に敗れた山形中央(山形)にしても強豪の日大三(東京)相手に最後は10点差つけられましたが中盤まではいい勝負をしていたのも印象的。

今回の発言で1番恥をかいたのは開星の選手達でしょう。
試合をしていたのは、あくまで選手達であって、監督が打って守って走っているのではない。
今回の監督の不適切発言で、嫌な形で有名になってしまい、夏の地区予選でもファンやマスコミから注目されてしまうのは必至で練習にも身が入らなくなってしまう環境になりかねないと思います。
同校の野球部員の中には島根県外から入学した生徒も多く、野々村監督を慕って入部した子も中にはいるでしょうから、そういう子達が気の毒です。

更に試合があった日に同校の教員が盗撮容疑で逮捕されたとか。
どうやら、この高校は、生徒教育より教員教育がなっていないようです。

その開星高校に勝った向陽高校の次の相手は日大三高。
強力打線のチーム相手に藤田投手が初戦のような投球が出来るのか注目ですね。


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