映画「今度は愛妻家」

映画「今度は愛妻家」を鑑賞しました。

この映画は、仕事も家事もせず、妻への愛情も微妙なダメ夫と、そんな夫を献身的に支える健康オタクの妻が織り成す、ハートフルな夫婦のドラマ。
中谷まゆみ原作の舞台劇をベースに、ヒットメーカーの行定勲監督が涙と笑いが交互に訪れる感動ドラマとして演出した作品。

ストーリーは、かつては売れっ子カメラマンだったが、今や仕事をせずプータロー同然の生活を送る俊介(豊川悦司)は、健康マニアの妻さくら(薬師丸ひろ子)に日々ニンジン茶を注がれ、子づくり旅行をせがまれていた。
やがて、クリスマス直前のある日、二人は沖縄旅行に行くことにするが、その日を境に俊介とさくらに微妙な変化が訪れる。

ダメな夫を支える献身的な妻。
実際にも必ずいる夫婦が共に過ごした日々を描いた作品でしたが、笑いあり涙ありでしたね。

ストーリー前半から中盤にかけての家の中でのシーンは、何だか小さい頃にTVで観ていたドリフのホームコントみたいな展開。
俊介、さくら意外に俊介の弟子にあたる誠(濱田岳)や、女優志望の蘭子(水川あさみ)、オカマの文太(石橋蓮司)が俊介の家を中心に、様々な会話が繰り広げられる。
当初は、ドタバタしていたイメージがありましたが、お互いの気持ちが揺れ動いている事を良く表していたと思います。
全く性格が噛み合わない人達なのに、会話としては成り立っているって何だか不思議なものです。

まさか、あのような結末が用意されていたとは思ってもいませんでした。
ストーリーが進むにつれて、妻・さくらの有り難味を知った夫・俊介が改心してヨリを戻すものかと思っていたのに、私がイメージしていたのとは全く別の展開に。
後でストーリー全体を振り返ってみると、俊介が回想シーンでしかタバコを吸っていなかった気がするし、ニンジン茶を平気で飲むようになったり、健康ネタに関する新聞記事をスクラップブックに貼っていたと、何で行動が変わっていったのかが理解出来るわけです。

蘭子(水川あさみ)が家を訪れた時に、夫が話していた事もウソではなかったと言う事なんですね。
完全に誤解していましたよ(><)
一番、「えっ」と思ったのが、文太の正体だったんですけどね(爆)

主演の豊川悦司は、寡黙で堅い役が似合うイメージがあったのですが、正直、あのようなだらしない男も演じられるとは思っていませんでした。
薬師丸ひろ子も昔と全然変わっていないしw
石橋蓮司のオカマっぷりも妙に似合っていたのにも面を食らってしまいましたよ。

夫婦の事は夫婦にしかわからないとは、よく言いますが、俊介とさくらはお互いに愛し合っていた事実。
その大事なものを失った初めて気づくというのも、ある意味では残酷です。
この映画を通じて、夫婦が何たるものかを学んだ気がしました。(自分が言っても説得力ないのですが・・・


今度は愛妻家
パルコ
中谷まゆみ
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