映画「風が強く吹いている」

11月1日のファーストデーに映画「風が強く吹いている」を鑑賞。

この映画は、直木賞作家・三浦しをんの同名小説を映画化した青春ストーリー。
箱根駅伝出場を目指す大学陸上競技部員10人の奮闘を描いた作品。

ストーリーは、高校時代に天才ランナーと呼ばれながらも、事件を起こして陸上から遠ざかっていたカケル(林遣都)。
ひざの故障で陸上の道をあきらめた元エリートランナーにして、寛政大学陸上競技部のリーダーでもあるハイジ(小出恵介)は、そんなカケルを陸上競技部にスカウトし、ひそかに抱き続けていた箱根駅伝出場の夢を実現させようとする。
そこから寛政大学の箱根駅伝に向けての挑戦が始まる。

今や正月の風物詩である箱根駅伝。
自分も毎年見ています♪
既に来年の出場校も決まっていて、本番まで残り2ヶ月を切っていますが、その箱根駅伝の裏側も取り上げた中身の濃い見応えのある作品に仕上がっていました。

これまで、まともな活動をしていない陸上部が10人集まったのをきっかけにリーダー格のハイジが、「この10人で箱根を目指す」と宣言する。
箱根駅伝の区間が10区間。
つまり箱根駅伝に出場する事が出来れば、全員がレースに出られる。
勿論、これまでの箱根駅伝で補欠無しの10人のみのエントリーで出場した大学なんて歴史にないでしょう。

ゼロからスタートした寛政大学陸上部の挑戦は、それぞれのレベルに合わせた調整法で、他大学が集まる記録会に出場して徐々にレベルを上げていく。
そして、予選会もギリギリで突破して箱根駅伝の出場権を獲得する。

詳細を書くのは、ここまでにしますが、箱根駅伝に出場するまでの過程、長距離を走る事の厳しさ、駅伝競技の魅力など克明に伝えてくれた作品でした。
寛政大が箱根に出場する事が出来たのは、ハイジとカケルの2人の実力者の存在も大きいが、他の部員の努力があってこその箱根切符。

箱根駅伝本番に至るまでの過程もハイジの詳しいナレーションつきで視聴者に伝える所もツボ。
劇場鑑賞した人達の中には、箱根駅伝をよく知らない人もいるでしょうけど、この映画を通じて今度の箱根駅伝を観たくなった人は多いのではw
ただ、ハイジ役が小出恵介なので、劇中内で彼がナレーションする度に、つい「ねぇ先生」を付け加えてしまいたくなってしまう(笑)

箱根駅伝本番のレースもリアル感あり。
選手を演じた出演者も本物の選手みたいな走りをしていたし、走っている時の表情や走りきった後の表情も良かったです。
その中でも、最終区を走ったハイジがレース中に古傷を再発して立ち止まるシーンは本当に痛々しかったですね。
ここ数年、途中棄権する大学が増えていますから。
個人競技だったら棄権する場面でも、仲間が繋いだタスキを途切れさせない為に必死に前へ進んでいく。
これも箱根の魅力なのでしょうね。

努力する事と仲間の絆の強さが大切である事を伝える作品でした。
駅伝部員役を演じた出演者達の努力も充分に伝わりましたね。


風が強く吹いている
新潮社
三浦 しをん
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