中京大中京が43年ぶり7回目の優勝

夏の甲子園も、今日で決勝戦。
今年の決勝戦は、最後の最後でドラマがありました。

決勝カードは、日本文理(新潟)vs中京大中京(愛知)。
日本文理が勝てば、新潟県勢初優勝。
中京大中京が勝てば、43年ぶり7回目の優勝。

試合は、初回に中京大中京がエースで4番の堂林投手が右中間スタンドに入る2ランホームランを放ち、中京大中京が先制。
しかし、日本文理も2回に1点を返して、3回にも2番・高橋選手のホームランで同点に追いつき、決勝戦にふさわしい展開へ。

中盤は、両校と得点圏に走者を進めるが両校の堅い守りもあって2-2のスコアは動かなかったが、6回に中京大中京は二死満塁から堂林君の2点タイムリーで勝ち越し、更に相手の守備の乱れもあって、この後に4点取って、大量6点のビッグイニング。
7回にも2点を取って、準決勝に続いての2ケタ得点。

日本文理も7、8回に1点ずつ返して、8回終了時点で10-4と中京大中京の6点リードで試合は9回表の日本文理の攻撃へ。
中京大中京ベンチも9回表のマウンドに、一度外野に回っていた堂林君をマウンドへ。

日本文理最後の攻撃も、簡単に2アウトを取られて、中京大中京の優勝まで、あと一人となった所で、思いもかけないドラマが待っていました。
二死から四球の走者が出塁して、連続タイムリーで2点を返し、更に走者が溜まった所で中京大中京ベンチは堂林君を諦めて、森本投手をマウンドへ。

しかし、その森本君も日本文理打線の勢いを止められず、2本のタイムリーを打たれて、日本文理が一気に1点差へ追い上げ、尚も二死一、三塁。
長打が出れば逆転の場面で、日本文理・若林選手が痛烈な打球を打つが、これでサード真正面で万事休す。

最後の最後で思いがけないドラマが待ち受けていた決勝戦は中京大中京が10-9で日本文理を辛うじて振り切って優勝!
中京大中京の夏の甲子園優勝は、43年ぶり7回目の優勝。
同校が持つ、夏の甲子園の最多優勝回数を更新。
愛知県勢の夏の甲子園優勝も43年ぶりとか・・・これはこれで意外なデータw
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日本文理の最後の粘りは驚異的。
新潟県勢初優勝は叶いませんでしたが、本当に勝負は何が起こるかわからない事を証明させた9回表の攻撃でした。
中京大中京も試合が終わった時は、優勝した喜びよりも、何とか勝てたの安堵感の方が大きかったような感じの表情でしたね。
あの若林君のサードライナーも打った瞬間は「もしや」と思ったし。
中京大中京のサードがライナーを捕った瞬間は、まるで時間が止まったような感覚でした。

これで夏の甲子園も閉幕。
序盤は雨の影響で順延がありましたが、無事に終わりました。

全体的に打高投低の大会でした。
2ケタ得点やホームランが多かったのが目についたし(汗)
延長戦やサヨナラゲームも多かったのも、今大会の特徴ですね。
しかし、花巻東・菊池投手や、智弁和歌山・岡田投手と言った将来が楽しみな投手がいたし、2年生以下にも来年以降の甲子園でも見てみたいと思う投手がいました。

中京大中京、日本文理ともに素晴らしいチームでした。
まさに決勝戦にふさわしい熱戦。
特に、日本文理の最後の粘りは、高校野球史に語り継がれる事でしょう。