映画「スラムドッグ$ミリオネア」

映画「スラムドッグ$ミリオネア」を鑑賞しました。

この映画は、第81回アカデミー賞で8部門を受賞した作品。
受賞後に日本でも上映されました。

ストーリーは、TV番組「クイズ$ミリオネア」に出演したジャマール(デヴ・パテル)は、あと1問正解を出せば番組最高額の賞金を勝ち取るところまできていた。
だが、インドのスラム街で育った少年が正解を知るはずがないと不正を疑われて逮捕されてしまう。
警察の尋問によって、何故ジャマールが番組に出演するに至ったのか、学校に行ったことがないにも関わらず一体どうやって答えを知り得たのかが彼の半生を通じて明らかになっていく。

冒頭は、いきなりジャマールが警察に取調べを受ける所から始まるダークな展開。
ジャマールは「クイズ$ミリオネア」に出演したいたが、その時に不正を働いたとして、警察に取調べを受けられ、拷問されるなど酷い目に遭わされる事に。

クイズに出題された問題が、自分の半生に関わっていた問題がほとんどで、それらの問題に対して正解を重ねていく。
ジャマールは何で問題を解けたのか?何でクイズ番組に出演したのかもストーリーが進んでいく内に判明し、そして、警察もジャマールが不正を働いていない事を認めて、彼はミリオネアを目指すべく、再び番組に出演する。

ストーリーの詳細を書くのは、ここまでにしますが、伊達にアカデミー賞を受賞していないと思わせる程に中身の濃い映画でした。
舞台はインドですが、イギリスが製作した映画。
最近はインド発の映画も多いらしく、何でも製作本数はアメリカを凌ぐ勢いとか。

スラム街育ちのジャマールは貧しい生活を強いられていて、兄と一緒にお金を稼いだりして生活をしていく。
宗教争いによって母親が殺されたり、子供を利用して悪事を働く連中に追い込まれるなど、日本の子供では、とうてい体験出来ない事ばかりの展開。

ジャマールは純朴なのに対して、兄のサリームは悪知恵が働く不良タイプ。
兄弟ながらも性格が正反対なので、そのうちジャマールとサリームは別々の道へと進んでしまうわけですが、厳しい世の中を生きていく為にはサリームのような人間なのでしょうね。

「クイズ$ミリオネア」は日本でもやっていますが、あまり観ていません(汗)
こちらの方が本家なので、日本が本場の「クイズ$ミリオネア」と似せたというような感じですが、司会者のインパクトは日本の方が上かな(爆)
劇中内の最後の問題は自分はわかりましたけど、それ以前の問題はサッパリ。

ジャマールの純粋な気持ちは、好感が持てたし、自己中心的な性格ながら、最後は弟の気持ちに応えたサリームも嫌なヤツながらも最後の最後で魅せてくれました。
こういうサクセスストーリーは、確かに現実離れしているかもしれないが、こういう展開は自分は嫌いではありません。
そういう所もアカデミー賞受賞として評価されたのだと思いますw