映画「K-20 怪人20面相・伝」

元日はファーストデーと言う事もあって、映画「K-20 怪人20面相・伝」を鑑賞しました♪

この映画は、江戸川乱歩の小説に登場するダークヒーローである怪人二十面相の真相に迫るアクション・エンタームービー。
北村想原作の「完全版 怪人二十面相・伝」を原案に、「アンフェア」などを手掛けた佐藤嗣麻子監督が現代風のアレンジで映像化。
「ALWAYS 三丁目の夕日」のスタッフによるVHFを駆使したノスタルジックな映像も鮮やかでカメラワークにも目を奪われました。

ストーリーの舞台は、第2次世界大戦のない1949年の帝都・東京という架空都市が舞台の設定。
帝都では華族制度という身分制度により極端な格差社会で貧富の差が激しい時代。
その帝都において富裕層のみを狙い、美術品や骨董品を鮮やかに盗み出す「K-20」こと怪人二十面相が世間を騒がせていた。
ある日、サーカスの曲芸師である遠藤平吉(金城武)は、財閥令嬢・羽柴葉子(松たか子)と名探偵・明智小五郎(仲村トオル)との結納の儀に潜入して写真を撮ってくる依頼を引き受ける。
その以来を引き受けてしまった為に、平吉はとんだ災難に見舞われてしまう・・・。

映画鑑賞前には第2次世界大戦を回避したという設定である事を知らなかったので、何で東京が焼け野原から完全に復興しているのかとか、1950年代後半に完成した東京タワーがあるのかとか、日本国憲法が制定されているのに身分制度が存在するのかとか疑問に感じながら観てしまいました。
やはり予習は必要ですね(><)

怪人20面相はお金持ちしか狙わない泥棒であるのだが、どことなく怪盗ルパンやねずみ小僧などを連想してしまいます。
それでも泥棒は泥棒。
現実の世の中だったら、単なる泥棒扱いとして全員に糾弾されてしまうでしょうね。

その20面相にはめられて、平吉は20面相に間違われてしまい警察に捕まり、脱獄後も20面相として全国に指名手配されてしまう。
平吉は自らの無実を晴らすべく、カラクリ師の源治(國村隼)等の力を借りて真相を突き止めようとする。

20面相に負けない能力を身につける訓練に励んでいた平吉の前に、本物の20面相に追われていた葉子に出くわす。
その葉子を何とか救出して、平吉は、自分の無実を晴らしてもらうように葉子を通じて明智小五郎と出会い、明智も平吉と協力しようとする。

ストーリー全体の詳細は、ここまでにしますが、待ち受けていた展開は、あまりにも予想外で平吉同様に唖然とさせられてしまいました。
まさか20面相の正体がアレだったなんて・・・。
原作もそういうオチだったのかな?

結末も自分が描いていたものとは違う結末でしたが、平吉が望んだ上での結果なのだから、ある意味ではハッピーエンドだったのかもしれません。
でも平吉版20面相は、何だか「怪盗キッド」みたいなキザっぷり(爆)

主役の遠藤平吉を演じた金城武の体を張ったアクションは秀逸。
「レッドクリフ」の孔明とは一味違った演技を拝見させてくれました。

また、葉子を演じた松たか子のお嬢様っぷりも印象的。
「良家の子女のたしなみです!」ってセリフがツボに来ました。
あんな野蛮なヘリの操縦が良家の子女がやる事なのかというツッコミ部分こそありますが、あのヘリを急降下させて平吉を乗せようとするアクションシーンは、実際に絶叫マシーンに乗っているかのようなスリル感をスクリーン越しに味わいましたよ(汗)

この映画を鑑賞して全体的を通じて、スピード感溢れる映像技術もさる事ながら、実際に宙を舞っているという体を張った演技に魅了されてしまいました。
予想外の展開の連続に派手なアクションシーン、そしてベタなシーンもあったり(笑)
本当に2時間があっという間に感じる映画でした。

この映画の続編も予定されているようです。
本物の20面相が、あのままで終わるとは思えないし、華族制度も見直される事で平吉の周辺が、どのように変わっていくのかも気になるところ。
正月早々に面白い映画を堪能する事が出来ましたw


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