映画「ハッピーフライト」

映画「ハッピーフライト」を鑑賞しました。

この映画は「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」を手掛けた矢口史靖監督が4年ぶりに製作した作品。
飛行機をテーマにしたコメディータッチに描かれていて、航空機1機をスケジュール通り安全に離着陸させるために働く、さまざまな役目を負ったスタッフたちの奮闘ぶりを追った演出が印象的。
普段では、なかなか知る事が出来ない航空業界の裏側にも触れる事が出来て、そこで働く人達の事がわかる作品でした。

ストーリーは、副操縦士の鈴木和博(田辺誠一)が、機長昇格の最終訓練である乗客を乗せて飛ぶ実地試験でホノルルに向けて飛び立つことになる。
彼は試験教官として同乗する威圧感たっぷりの機長の原田典嘉(時任三郎)を前に緊張している様子。
そんな中、キャビンアテンダント(CA)の斉藤悦子(綾瀬はるか)は夢にまで見た国際線フライトに臨み、鈴木同様に緊張感がピークに達していた。
そんな中でホノルル行きの国際便が離陸する事になるのだが・・・。

飛行機1機を飛ばすのに、どれだけの人が絡み、そして支えられているのかを感じる作品でした。
一般に利用する人達にとっては、パイロットやCAの存在ばかりがクローズアップされがちですが、裏方の人達の努力があってこそ飛行機を安全に飛ばす事が出来るのですね。
各部署で起こる出来事を1つに纏めてしまう演出が見事。

自分は、あまり飛行機を利用しません。
以前は、何で鉄の塊が宙に浮くのか理解しがたかったし・・・。
でも、この映画を観ていると、何だか飛行機に乗ってみたくなってしまいます♪

この映画の主役は、副操縦士の鈴木とCAの斉藤でしたが、お互いに間の抜けた部分がありながらも、ミスにめげることなく仕事に打ち込む姿が良く描かれていました。
もっとも、斉藤みたいなドジなCAには乗客として関わりたくないけどw

むしろ、この映画の出演者で光っていたのは脇役陣達。
機長の原田は傲慢な一面がありながらも、時折ユーモアな一面を見せたり、鈴木に対しての厳しさと優しさを表情で伝える演技は良かった。
鬼と呼ばれるチーフパーサー・山崎(寺島しのぶ)も、ミスを重ねる部下達と我侭な乗客に振り回されながらも、ベテランとしての経験を活かして困難を乗り切る姿は素晴らしく映りました。
他では田畑智子が演じたグランドスタッフ・木村と乗客の笹野高史がインパクトありましたね(笑)

夏に公開された「クライマーズ・ハイ」では飛行機の怖さを感じた作品でしたが、「ハッピーフライト」では飛行機の魅力を伝える作品だったと思います。
ただ、映画宣伝で「ウォーターボーイズ」と「スウィングガールズ」を超えたとか言っていましたけど、個人的には、そこまでの作品ではなかったと思いましたね。(面白かった事に変わりないが)
最後のオチなんか、「どこがハッピーフライトなんだ?」とツッコミ入れちゃったし(笑)


シナトラ、ザ・ベスト!?ハッピーフライト・パッケージ
Warner Music Japan =music=
2008-11-12
フランク・シナトラ
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ