映画「容疑者Xの献身」

話題の映画「容疑者Xの献身」を鑑賞しました。

この映画は昨年秋に放送されて高視聴率を記録したTVドラマ「ガリレオ」を劇場版。
ミステリー作家・東野圭吾の「探偵ガリレオ」シリーズ初の長編で、第134回直木賞に輝いたミステリー作家・東野圭吾の同名小説を映画化。
主人公・湯川学役の福山雅治と新人刑事・内海薫役の柴咲コウをはじめ、テレビドラマ版のスタッフ・キャストが集結。
ドラマで登場しなかったキャストも登場し、一筋縄ではいかないドラマを盛り上げる。
自分も昨秋のTVドラマを観ていましたが、TVドラマ版とは一味違った内容で最初から最後まで夢中になって鑑賞していた自分がそこにいました♪

ある場所で惨殺死体が発見され、新人女性刑事・内海(柴咲コウ)は先輩で湯川の友人でもある草薙(北村一輝)と事件の捜査に乗り出す。
捜査を進めていくうちに、被害者の元妻である花岡靖子(松雪泰子)の隣人である石神哲哉(堤真一)が、ガリレオこと物理学者・湯川学(福山雅治)の大学時代の友人であることが判明。
内海から事件の相談を受けた湯川は、石神が事件の裏にいるのではないかと推理するが。

死体の身元が富樫と判明するや、警察は容疑者として花岡靖子をマークするものの、彼女には完璧なアリバイが存在していた。
内海達は、花岡のアリバイ崩しに取り掛かるものの、決定的なアリバイが立証され、警察は捜査を1からやり直しの方向転換を余儀なくされる。
しかし、湯川と内海は富樫を殺害したのは花岡であって、その花岡に石神が何かしら関係していると信じ、その後も花岡と石神をマークし続ける。(実際に富樫を殺したのは花岡親子なのですが)
そして、事件は思わぬ展開へ進んでいく。

ストーリーの詳細を書くのはここまでにしておきますが、「ガリレオ」とは一味違った内容の作品であり、天才的な頭脳を持つ湯川と石神の駆け引きやアリバイ作りのトリックなど面白く堪能する事が出来ました。
その分、全ての真相が明らかになった時には、悲しい気分にさせられましたが・・・。

「ガリレオ」ではコミカルに描かれていた部分がありましたが、本作では悲劇的に描かれていた分、やはり「容疑者Xの献身」と言う映画は、「ガリレオ」とは別物と考えるべきです。
冒頭で被害者が犯人に殺されてしまうシーンでは「古畑任三郎」がダブってしまったのはここだけの話です(^ワ^)

真相に辿り着いた湯川の頭脳も然る事ながら、石神の頭脳も湯川に負けていなかった。
いや、頭脳勝負と言う点では石神に軍配が上がったかもしれない。
真相に辿り着いた所で、花岡のアリバイを崩す事は出来ないからだ。
しかし、そんな完璧なトリックを施した石神でも最後の最後で誤算が生じてしまう。
全てが石神の計算通りに進む筈だったが、人の心までは計算通りに行かなかったのだ。

もし、あのままストーリーが終わっていたら、石神以外は誰も納得出来ない結末となる所だっただろう。
最後の最後で石神も花岡親子も本当の意味で救われたと思う。
それほど、堤真一と松雪泰子のラストの演技には鬼気迫るものがありました。

エンドロールで流れた「最愛」も石神の視点で捉えたような歌で、劇中のストーリーと非常にマッチしていた曲だったと思います。
それだけ石神を演じた堤真一の迫真の演技は誇張抜きに素晴らしかったと思います。


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