映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」

3月1日のファーストデーで映画「ライラの冒険 黄金の羅針盤」を鑑賞しました。

この作品は世界的ベストセラーとなったフィリップ・プルマンの児童文学を完全映画化したファンタジー・アドベンチャー。
世界の果てへと旅する少女ライラの冒険を映し出す壮大なストーリー。
「今回は「ライラの冒険」シリーズ三部作の第一部である「黄金の羅針盤」。

ストーリーは「オックスフォード」の寄宿生である12歳のライラ・ベラクア(ダコタ・ブルー・リチャーズ)が、一心同体の守護精霊である「ダイモン」という動物と行動を共に。
そんな不思議な世界で、謎の組織に子供達が誘拐される事件が続発。
親友を誘拐されたライラは自ら捜索に乗り出し、そこから壮大なファンタジーワールドへと続いていく。

私は原作を読んでいないので、全く先入観なしで鑑賞していました(汗)
聞いた話によると、原作は第一部だけでも数100ページにも及ぶ長編小説のようです。
それを2時間前後で実写化したって事は、原作をかなり割愛したのではないでしょうか?
ストーリーの冒頭で第1部から第3部までの内容を日本語で書かれていたが、適用に聞き流していたので、今となっては全く覚えていません(涙)

今回のストーリーでは現実的な世界と非現実的な世界とが交錯し、なかなか面白く設定されています。
ファンタジーという点に関しては、ハリー・ポッターに似たような感じ。

ライラにしか扱えない黄金の羅針盤。
そのライラを利用しようとするコースター夫人がライラを捕まえてノルウェーへと連れ去るが、コースター夫人のたくらみに気づいたライラがコースター夫人から逃れて、そこから現実的な世界から、次第に幻想的な世界へと移動していく。
この流れの変化には無駄がなく、ライラを取り巻く人や動物それぞれに個性があって趣がありました。

ただ、クライマックスにあたる北極での戦闘シーンでは、戦闘の迫力そのものは感じるのだが、夜中に戦っている部分もあって画面が暗すぎて誰が誰なのかすらわかりにくかった。
それより前のキャンプ場で襲撃されるシーンにおいても似たような映像だった部分に関しては、呆気にとられてしまい個人的にはちょっぴり不満であったりします。

ライラを執拗に追いかけるニコール・キッドマン演じるコースター夫人も、見た目の通り悪人なのか、それとも本当はいい人なのかもライラにある真実を告げた事によって、頭の中が混乱してしまうなど、本作品においての奥深さを感じます。

ライラを演じたダコタ・ブルー・リチャーズの演技は子供ながら見事でした。
特に表情を使った演技が素晴らしく、時には優しい表情をしたかと思えば、時には鋭く相手を睨みつけるなど、お転婆なライラ役がよくハマっていました。

結末は「次回へ続く」と言った感じの終わり方。
3部作なのだから、シリーズ化していくつもりなのでしょうけど、今作品において解決していない問題も何点かあったので、どうせなら今作品で生じた問題や謎は今作品で解決してほしかったと言うのが本音。
でも、おそらく原作の「黄金の羅針盤」がこのような感じの終わり方だったのでしょう(笑)

いろいろとツッコミどころのある作品ではありましたが、それなりに楽しめる映画ではありました。
今後は第二部、第三部と映画化していく事になるでしょうけど、ライラがこの先どのような成長をするのか?
始まったばかりのライラの冒険のこれからに興味が出て来ました♪

この作品で出てくるダイモン。
公式HPで遊んでみたのですが、私のダイモンは何故か蝶でした(1年もたないんだけど・・・)


黄金の羅針盤?ライラの冒険シリーズ〈1〉