映画「L change the WorLd」

先日、3連休最後の日に話題の映画「L change the WorLd」を鑑賞。

この映画は一昨年に公開された「DEATH NOTE」シリーズに登場したL(松山ケンイチ)を主役にしたスピンオフムービー。
キラ事件を解決する為に、自ら命を捨てたLの最期の23日間を描いたストーリーで「DEATH NOTE」とは一味違った観点で捉えた作品でした。

キラ事件を解決した一方で、相棒のワタリ(藤村俊二)を失い、そして、デスノートに自分の名前を書いて生きている時間が残り少ないL。
そんなLの前に難事件が襲い掛かる。

ストーリーの詳細はここでは書かない事にしますが、映画全体を鑑賞した感想としては、「DEATH NOTE」シリーズとは別の監督が指揮していたせいもあってか、何だか違う映画になってしまっているような感覚でした。
ちなみに「DEATH NOTE」シリーズは金子修介監督、今作は中田秀夫監督。

ストーリー冒頭でのタイの村に大型爆弾を落とすシーンなんて、とても被爆国・日本で作られた作品とは思えなく、二階堂教授(鶴見辰吾)の最期のシーンも何だかホラーじみていて思い出すだけで食事がまずくなるような過剰演出(爆)
Lと夜神月(藤原竜也)が頭脳戦を駆使した「DEATH NOTE」シリーズとは全く違い「頭より先に身体が動く」と言った内容。
まぁ、それはそれで楽しめて観る事が出来ましたけど(^^;)

作品的には納得いかない部分が多々ありましたが、主演者達の演技は良かったと個人的に思います。
Lを演じた松山ケンイチは勿論ですが、二階堂教授の娘・二階堂真希を演じた福田麻由子の演技は光っていましたね。
自分の目の前で父が死んでいく時の表情、信頼していたのに裏切られた久條希実子(工藤夕貴)に向けた敵意に満ちた鋭い眼光。
言葉に出なくても表情で気持ちが伝わる彼女の演技は素晴らしかったです。

あとは悪役グループの一人である三沢初音役の佐藤めぐみが怖かったですね。
死体を足蹴にしたり、いきなり人を刺し殺したりととんでもない女を演じていたのですが、いかにも極悪人って感じの眼つきが何とも言えなかったです(汗)

ただ、FBIの捜査官役だった南原清隆は・・・。
完全なオチ担当にされてしまい、「DEATH NOTE」シリーズでレイやナオミと比べると、とてもFBIの人間とは思えないようなヘタレっぷり(爆)
でもFBIの捜査官の多くがデスノートで殺されてしまった事や、本来の目的がデスノートの回収という誰でも出来るような任務だった事を考えると、おこぼれが派遣されたと考えるのが妥当なのでしょうか?

ストーリーのクライマックスはLが久條達と対峙するシーンだったのですが、そこで久條が言っていたように人間は過ちばかりを繰り返しています。
だからといって他人の命まで奪う権利は誰にもありません。
それはデスノートを使って犯罪者達を始末し続けた月に対しても言えるのだが、人間は人間として生きていかなければいけない、そして人間は世界を変えられる力があるというような事をLが語っていましたが、それはそれで説得力のある一言でした。

映画の最後にシーンで真希と一緒にLと行動を共にしていた子供に「ニア」と名づけたのは、原作を意識したのかもしれませんね。
原作のニアもLの遺志を受け継いでいましたからね(笑)
それならメロも出してほしかったし、高嶋政伸演じた悪役も「的場大介」ではなく「火口卿介」と名付けた方が個人的には良かったと(^^;)
間抜けで短気な所なんか原作の火口そっくりだったし(爆)

限られた命を正義の為に生きたL。
何故、甘いものばかり口にするのかと聞かれて説明していたけど、あまり甘いものばかり食べても逆効果なんですよね。
まぁ甘いものが脳作用を良くする効果があるのは確かですが(汗)

真希から猫背を止めた方がいいと言われて、猫背から背筋を伸ばして歩くシーンがあったけど、このシーンを観ていて、何だか子供向けの図鑑に載っている人類の進化を観ているみたいでした(笑)

原作では月よりLの方が先に死んでいる事を考えると、映画ならではのストーリーだったのだけれど、やはり「DEATH NOTE」シリーズとは別物でしたね。
やはり、「DEATH NOTE」シリーズの流れを維持した作品を手掛けてほしかったです(><)

映画「デスノート」オリジナル・サウンドトラック SOUND of DEATH NOTE
映画「デスノート」オリジナル・サウンドトラック SOUND of DEATH NOTE

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