映画「スマイル 聖夜の奇跡」

元日に映画「スマイル 聖夜の奇跡」を鑑賞。(ファーストデーですから)

この映画は、俳優の陣内孝則が監督として製作した作品。
ヒザを痛めてタップダンサーの夢を諦め、恋人と一緒になる為に北海道へやって来た男が、ちょっとした成り行きから全くやった事のないアイスホッケーチームの監督を引き受けてしまい、そこから次々と奇跡を起こしていくストーリー。

コメディ中心ですが、シリアスな部分や重苦しいシーンを交えるなど、時間が経つのが早く感じる程、夢中で魅入る事が出来た映画でした。

ストーリーは1987年まで遡る。
ちなみに1987年と言えば、私はまだ小学生でした(笑)

何も知らずに少年アイスホッケーチーム・スマイラーズの監督を引き受けてしまった佐野修平(森山未來)。
そのスマイラーズが試合で未勝利のチームと言う設定なのだが、未勝利とは言っても技術的に劣っているわけではなく、人数不足による相手チームとの体力差と、リードされると直ぐに落ち込んでしまう気持ちの弱さで勝てなかったのが未勝利の要因。

実は今から10年前に開催された長野五輪でアイスホッケーの試合を生観戦した事があるのだが、アイスホッケーという競技は非常にハードなスポーツ。
スケートを滑るだけでもハードなのに、その上、体当たりをしたり、パックをスティックで裁いたりするのだから並大抵の体力をもってしても1試合持たない。
試合中に選手交代を何回やっても自由なのも、それだけハードなスポーツである証拠なんですよね(笑)

スマイラーズの監督としての初試合で修平は、子供達の良さを活かした作戦とポジションチェンジを試み、それがピタリとはまってしまう。
タップダンサー・小学校教師・アイスホッケーチームの監督と接点が全くないと思うのですが、その接点のない物を巧く1つに融合させてしまう展開の流れは、なかなかに面白い設定です(笑)

北海道大会優勝を目標に掲げたスマイラーズですが、アイスホッケーに向いてそうな子を勧誘し、ユニークな練習メニュー、そして病と闘う友達の為に1つになった心とチームが強くなっていく過程に様々な困難と試練が訪れます。
ベタな展開かもしれませんが、ただ闇雲に練習しただけでは強くはなれませんからね(汗)
あと、スマイラーズのライバルチームとなるサンダーバーズがスマイラーズとは対極のチーム設定と言うのもツボに来ました。

コメディタッチな映画ですが、その一方で、子供達のそれぞれの家庭環境を描いたり、病と闘う女の子を病院の外から毎日のように励ましに行ったりと喜怒哀楽をふんだんに取り入れた作品である事は確かだと思います。

サンダーバーズとの戦いもいろいろとツッコミ所満載でした。
サンダバーズの勝つ為には手段を選ばない戦術も、プロの試合なら立派な戦術かもしれないが、子供達にそのようなプレーを身につけさせるのは教育的にどうなのか?
自分もリトルリーグで野球をやっていたけど、サンダーバーズの監督のような指導者の下でやるのは嫌だなと思わせましたね。

そういう点では修平は子供の指導者としてふさわしい人材だと思います。
小学校の教師で子供好きという性格もマッチしていたのでしょうけど、子供達の長所を引き出せるのは、そんな簡単な事じゃありませんから(笑)

劇中内においてマクドナルドが頻繁に出ていたけど、やはり「スマイル」繋がりで登場させたのでしょうかね?
何といってもスマイル0円ですから(爆)

クリスマスではなく正月に観た映画となりましたが、多少は大袈裟な演出があったけど、正月早々楽しめる映画を鑑賞出来ました!
あえて不満を挙げるなら20年後の修平も登場させてほしかったかな(^^;)

行け!!南国アイスホッケー部 (1)

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