映画「シルク」

先日、映画「シルク」を鑑賞しました。

この作品は日本・カナダ・イタリアの合同作品で19世紀のフランスと日本が舞台。
戦地から帰還した青年が一人の女性と出会いて、やがて結婚し、ある理由から日本へ渡来し、もう1つの運命的な出会いをする。
その運命的な出会いの中で得た物と失った物を綴ったストーリー。

当初は「スウィーニードット」とどっちを観ようか悩んだのですが、人殺しが主人公の映画を観る気になれずに「シルク」を選択しました(汗)

19世紀の日本はと言うと幕末の時代。
作品を鑑賞した限り、鎖国が解かれた後のようですね。
外国人に対して物珍しい顔で見つめる村人の表情を見ていて、実際の幕末もあんな感じだったのかなと想像しちゃったりしています。

映画の内容はというと、戦地から帰還したばかりの青年・エルヴェ(マイケル・ビット)はエレーヌ(キーラ・ナイトレイ)と言う名の女性と恋に落ち、やがて結婚する。
子供に恵まれないながらも幸せな生活を送っていた二人の間に、ある日、バルダビュー(アルフレッド・モリーナ)が訪れてきてエルヴェと二人で製糸工場を作る事に。

ところがアフリカで仕入れてきた蚕の疫病によって、アフリカの蚕よりも美しい絹糸を吐く蚕を求めて日本へ行く事となる。

長い旅の果てに日本へ到着し、そこで原十兵衛(役所広司)という男と謎めいた少女(芦名星)と出会う。
十兵衛の存在はと言うと、今の時代で言う所のブローカーみたいなものですかね。
その出会いをきっかけにエルヴェは3度日本を行き来する事になるが、その3度の行き来の間に日本の情勢も大きく変わってしまう。

これ以上のストーリーの詳細は、あえて書かない事としますが、この映画を鑑賞した全体的な感想としては、ちょっとイマイチな出来だったかな・・・。
当時のフランスと日本の世相が表現されていたのは評価出来るが、結局、主要人物それぞれの考えている事が鑑賞していた間は良く判らず、個人的には感情移入しづらかったです。

ただ、ラストの手紙に関してのエピソードは、感慨にふけてしまった(汗)
エレーヌのエルヴェに対する愛情を感じたし、そのエレーヌの愛情をエルヴェが理解した。
二人の愛の深さを感じるシーンであったかと思います。

中谷美紀が演じたマダム・ブランシュのインパクトは強かったですね。
劇中ではフランス人と結婚したと言う設定。
当時の情勢で国際結婚なんて出来るのだろうかと疑問に思ってしまった部分もあったが、流暢に英語を話すシーンやセレブ妻らしい振る舞いなど国際作品においても彼女の演技は光っていました。

幾つかの謎を残して映画は終わったが、それも「シルク」と言う作品の持ち味なのかもしれません。
この作品は国際作品なので海外でも公開されている筈ですが、「バベル」同様に「日本ってこんな国なのか?」なんて誤解を招きそうな気がしちゃいます(><)

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