映画「監督・ばんざい!」

北野武監督制作の映画「監督・ばんざい!」を鑑賞した。

この映画は北野武監督2年振りの新作で、映画制作に当たって、どのような映画が観てくれる人にウケるのか、自分が作りたい映画が何なのかと言った苦悩を劇中で描写。
面白い部分、くだらない部分などを織り交ぜていました。

「暴力映画は撮らない」と宣言した北野監督が次に撮ろうとする映画を模索していたが、次々と映画作品を思い浮かんでは、これではダメだと制作する前に断念。

その思い浮かんだ映画なのですが、確かに実際に公開されていたらウケていたかどうか疑問でしたね。
その中に怪談話のような映画があったのですが、何で自動ドアでもないのに襖が勝手に動いているんだとスクリーン越しにツッコミいれたし、顔は全然怖くないのに、ただキャーキャーうるさいだけだし・・・。

昭和30年代をモデルにした映画がヒットした影響で、自分の子供時代だった昭和30年代を描いた作品もあったが、「ペンキ屋」って自分の家じゃないかなんて、これもまたツッコミいれたりと・・・。

そして、最後に浮かんだ新作品。
それがコメディータッチの映画でした。

前半部分は岸本加世子と鈴木杏の親子が、ラーメン屋でラーメンを食べるシーンからスタートするのだが、そこでいきなりプロレスが始まるなどハチャメチャながらも変な意味で面白く演出されていました。
でも、実際にあんなラーメン屋があったら営業停止食らっているでしょうね(汗)

しかし、話がだんだん進んでくるとダラダラした感じになってしまい、面白味も次第に感じられなくなってしまいましたね。
何で、話がそういう方向に進むのかも自分にはよくわからなかったし・・・。

ラストのシーン・・・まるで広島の原爆投下をパロディ化しているような演出で、あのラストシーンは不快でした。

でも映画を観終わってみてみると、やはり面白いと感じたシーンもあった事を感じたし、作品全体としては個人的に悪い映画ではなかったと思いました。
それだけに後半部分で、その流れが断ち切られてしまったのが残念でしたね。

北野武監督は、これまで多くの映画を制作してきたが、ヒットしたのが「座頭市」のみと言うのは、正直意外でした。
次はどのような作品を作るのかわからないが、やはり観る人の為に作るだけでなく自分が作りたい映画を作るべきだと思います。

北野武「監督・ばんざい!」公式ガイドブック

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