映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」

話題の映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」を鑑賞。

この映画はリリー・フランキーの同名の小説を映画化した作品で、映画より前にフジテレビ系列で連続ドラマとしても放映。
気持ち長い映画ではありましたが、心に残った映画ではあります。

今冬のTVドラマ版は見たり見なかったりで記憶が曖昧な部分が多く、映画を観ていても「あぁ、あのシーンか」とか言うのがなかったですね。
いいんだか悪いんだか・・・。

始まった早々、おぞましいシーンを見せつけられた時は、どんな展開になるんだと不安になったが、ボクの幼少時代の時代背景や遊びなど趣を感じる部分も何箇所か見られ、東京の各名所を流していたのを見て、何処も見慣れた光景だったにも関わらず、妙な懐かく思えるような不思議な感覚を覚えてしまいました(^^;)
それだけに、冒頭のあのシーンが余計だったし不快でした(><)

ただボク(オダギリジョー)の生き方には、あまり感情移入は出来なかった。
何故かというと、自分はだらしない人間が嫌だからなのだが、本当に高校で親元を離れてから仕事に就けるまでのボクはだらしなくて見ていてイライラしました。

高校時代は遅刻の常習犯でタバコを覚え、大学に合格して上京すると遊んでばかりで大学もサボリがちで、しまいには留年。
その後も定職に就かずに家賃も滞納しまくって消費者金融に金を借りて返す見込みがないと、オカンにせびる始末。
間違っても、こんなダラダラした人間にはなりたくないと誰もが思うでしょう。

そんなだらしない息子に対しても気さくに接するオカン(樹木希林・内田哉也子)は大した人です。
「留年してもいい」なんて普通なら言えないと思いますよ。
自分も大学に入学した時に親から「もし留年したら自分で学費を工面しろ!」なんて言われましたからね(爆)
九州でもボクの勧めで上京してからも多くの人をひきつけられるオカンの人間性と魅力が、この一言に凝縮されていたような気がします。

ボクがオカンの手を引いて横断歩道を渡るシーンは感銘を受けましたが、ガンで入院しながらも気丈に接するオカンと、それを見守るボクのシーンは見ていて切なかった。
特に抗がん剤の副作用に苦しむオカンを見て、頭を抱えるボクの姿が一番ジーンと来ましたね(++)
ただ見ている事しか出来ないもどかしさが痛いくらいにわからせてくれる演出だったのではないでしょうか?

この映画のセリフを全体的に聞いていて印象に残ったのは、「東京」という地が地方に住んでいる人にとっては特別な地であるという事。
自分は東京で生まれて、今も東京まで通勤しているので、東京という地に特別な意識はありません。
でもボクや友達の平栗(勝地涼)の会話を聞いていると東京は特別な所なのかもしれないなと感じてしまいました。

良かった場面もあれば悪かった場面も色々あった映画ではありましたが、オカンとボクの親子愛が伝わった映画でした。
近年、親が子を殺したり、子が親を殺したりとおかしな世の中になっていますが、この映画を観て改めて親子が何たるかを感じ取る必要がある映画であったように思います。

写真は先月末に撮った増上寺から眺める東京タワーと、その間を挟む桜です♪
画像


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