映画「硫黄島からの手紙」

話題の映画「硫黄島からの手紙」を鑑賞してきました。

この映画はクリント・イーストウッドが制作した作品で、先に上映された「父親たちの星条旗」と同じく昭和20年に硫黄島を舞台にした日米間の戦争を題材にしている。
「父親たちの星条旗」はアメリカ側の立場で扱った作品であるが、「硫黄島からの手紙」は日本側の立場で扱った作品となっています。
ちなみに「父親たちの星条旗」は観ていません(涙)

「硫黄島からの手紙」では渡辺謙演じる栗林中将と嵐の二宮和也演じる西郷がストーリーの中心。
西郷は出征前は妻と一緒に大宮でパン屋を営んでいたそうです。
この映画で大宮の名前が出るとは、大宮も国際的に有名な都市になったんですね。
浦和もそうなる日が来るかな?

硫黄島に上陸した栗林ではあるけど、従来の考え方に捕らわれないおかげで他の兵からも考えを理解してもらえず陰口を叩かれることもしばしば。
そんな栗林の理解者でもあったのが西竹一。
ストーリーでは1932年にロスアンゼルス五輪の馬術競技で金メダルを獲得したという設定ですが、この話は事実のようです。

日本軍が戦闘の準備を進めている最中でついにアメリカ軍が硫黄島に上陸。
西郷がアメリカの大軍を目の当たりにしてビビっていたのは無理もないですね。
明らかに自分の軍(日本)より数を圧倒していたのだから。

アメリカ軍の考えでは5日間で硫黄島を陥落させる予定であったのだが、この戦いは数週間にも及ぶ激しい戦いとなりました。
これも栗林中将が戦略に長けていたからなのかもしれません。
少人数でも戦い方によっては大人数とだって互角に戦えることを栗林中将が立証していたわけですから。

それでも戦争が醜く何も残さないことに変わりありません。
生きたまま焼かれる日本兵を見るのは目の毒だった。
よく戦争の帰還兵がトラウマに悩まされると言った話を聞いたことがあるが、目の前で仲間が次々と死んでいく様を見ると当然なのかも(汗)

日本にとっては勝ち目のない戦だったにも関わらず、御国のため本土のためとか言って無謀な戦いを強いられ、人の命も自らの命をも粗末にしてしまう。
負傷して日本軍に捕まったアメリカ兵の手紙をバロン西が朗読しているのを聞いているとアメリカは生きる大切さを考えているように聞こえました。
そう考えてみると、太平洋戦争当時の本当の鬼畜はアメリカではなく日本の方なのかもしれません。

それにしても、とてもアメリカ人が制作したとは思えないような出来栄えでしたね。
逆にアメリカ人が制作したからこその作品だったのかもしれません。
出来れば日本人の監督に制作してほしかった作品でした(苦笑)

でも終わり方が中途半端だったな。
伊藤(中村獅童)は一体何をしたかったのか?
捕虜となった西郷のその後は?
ここが心残りであった部分でした。

「硫黄島からの手紙」というタイトルが示すように、この映画を盛り上げたのは硫黄島から家族へ宛てた栗林中将と西郷の手紙。
栗林中将も西郷も家族を大切にしていたことが感じ取れたし、当時は手紙しか連絡手段がなかったので当時の手紙は書く人にとっても宛てられた人にとっても貴重なものであったのでしょう。
近年はメールが普及してきて手紙を書く機会が減っている人が増えているようですが、この映画を鑑賞して改めて手紙を書くことの大切さを教えてくれたような気がします。

最後に横文字の字幕でキャストを表記されたのを見て思ったこと。
「これって洋画なんだなぁ・・・。」

栗林忠道 硫黄島からの手紙

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