マリーンズ ４連勝で日本一

千葉ロッテマリーンズが阪神タイガースを４連勝で圧倒し、見事に３１年ぶりの日本一に輝きました。
バレンタイン監督ならびにマリーンズの選手・コーチ・その他の関係者の方々に「おめでとうございます」の一言を贈ります。

４戦はこれまでと違って1点を争う好ゲームとなりましたが、終始相手にリードを取らせなかったロッテの試合運びの巧さがこの試合でも目立っていました。
最後は満を持して幕張の防波堤・小林雅英投手が登場。
のっけから四球でコバマサ劇場開演するも、最後は藤本選手を三振にしとめて有終の美を飾りました。

１戦目終了した時点で４タテもあり得るかもと思いましたが、まさかこうもあっさり決まったのは予想外でした。
正直、ロッテはＰＯを戦った経験がシリーズに活かされていましたね。
西武の松坂＆西口、ソフトバンクの杉内・斉藤・和田と球界を代表する好投手とPOで対戦したことによって、彼らに比べて力量的に劣る阪神先発投手陣を早い段階で攻略できたと思います。
もちろん第一の勝因は、ロッテの先発投手陣がゲームをしっかり作っていったことに尽きます。

対する阪神は不完全燃焼のまま終わってしまいました。
それでもシーズン中の強さは間違いなく本物でした。今回の敗因を私は「ブランクの差」とか「実戦不足」とかではなく、単なる調整ミスで今回の結果を招いたと見ています。
仮に万全の調整で臨んでもロッテ投手陣から大量点は取れなかったでしょうね。

一方で一部の阪神ファンが３戦目でも同じ過ちをやらかしてしまいました。
甲子園のファンはロッテの優勝を決めても暴動を起こさず立派な対応をしていましたが、球場の外ではどうなっていることだかわかりません。
一夜明けたら村上ファンド辺りに八つ当たりの脅迫電話なんかしそうな予感がします（爆）

最後に現役最後のシーズンを日本一という最高の結果で幕を終えた初芝選手。
暗黒時代からチームを支えてきただけに喜びも相当なモノだったことでしょう。
長い間お疲れ様でした

そして、あらためまして・・・
日本一おめでとうございます