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<<   作成日時 : 2007/03/16 00:07   >>

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先日、映画「バッテリー」を鑑賞!

この映画は、あさのあつこさん原作でベストセラーとなった同名の小説を映画化した作品。
高校時代まで本格的に野球をやっていた自分としても公開前から、この映画はぜひとも観に行きたいと思っていました。
劇場で鑑賞してから結構日にちが経ってしまいましたが、レビューしていきます。

この映画は投手としての才能に優れた主人公・原田巧(林遣都)を中心に家族愛・友情・心の葛藤などを描いていて、全体を通してみても素晴らしい作品に仕上がったと誇張抜きにして思う程、心動かされた映画でありました。

主人公の巧は無愛想で天邪鬼な性格で周囲から誤解されやすい部分もありますが、本当は繊細で寂しがりやな一面も持ち合わせている子なのだと思います。
一方で野球の才能に優れている分、負けん気も強く野球に対して人一倍ストイックなまでに取り組む事が出来る。
もっとも、ワガママな所は投手向きな性格なんですけどね(笑)

その巧の弟・青波(槍田晟裕)は生まれつき体が弱く、好きな野球も思うように出来ないが、誰よりも兄を慕っている。

巧と同級生の永倉豪(山田健太)は病院の息子でお坊ちゃまの一面もあるが、どちらかというと親分肌で面倒見のいいタイプ。
巧の球も直ぐに捕れるようになって巧と厚い信頼関係で結ばれる事となる。

しかし、そんな信頼関係も巧の成長に豪がついていけなくなってしまい、巧も全力で投げる事が出来ずになってしまう。
全力で投げなかった巧に向かって豪は「全力で投げないのは捕手に対する裏切り」と言い放ってしまい険悪なムードに。

中学生という時期は不安定になりやすい年頃で、巧も豪もお互いを意識するあまりにお互いが不安定になってしまった。
自分も中学の頃は周りが鬱陶しく感じて不安定な状態になった事が何度かあるので、二人の気持ちは良くわかるし、劇場で観た人も感じてた人は多かった筈。

そんな「バッテリー」も、ある事をきっかけに仲直りして豪も巧のボールを捕れるようになって試合へと臨む。(ネタばれさせたくないので、あえて「ある事」と書かせていただきます)
最後のシーンは映画を観た人に対して、それぞれの結末を想像させてくれるようなラストシーンでした。
まだ鑑賞していない方は映画館まで観に行かれる事をオススメします(笑)

この映画にも映画独特のツッコミ所が存在しましたね。
風紀委員が校門前で頭髪チェックしたり持ち物検査したりするシーンがありましたが、今の公立中学でもあんな事やっているんでしょうか?
自分の通っていた中学でも、あんな事やっていた時期があったので、このシーンに関しては不快感を与えてくれましたね(汗)

そして、この映画で共感したセリフ。
「野球はさせるものでなくてするもの」
巧が豪に野球をやらせないでくれと頼む豪の母(浜田マリ)に向かって言い放つシーン。
確かにその通りです。
もちろん、そのセリフは野球だけでなく他のスポーツでもそうだし、仕事や勉強に置き換えても同じ事。
自分の道は自分にしか選べないのだから、周囲の人の意見に左右されて自分の道を変えてしまうような行為はするべきではない。

逆に全く共感しなかったセリフ。
「野球は君たちのものではない!」
巧達に対して校長(岸部一徳)が言い放ったセリフ。
それでは誰のものなんだよって言いたいですね(笑)

いろいろと感じる部分が多かった映画でありますが、この映画の素晴らしい所は登場人物の個性を確りと描写していた部分にあると自分では思っています。
自分の心の葛藤を乗り越えて成長し、人間的にも大きくなった巧と豪を演じた二人の演技も新鮮味があったし、野球経験者を集めた事もあってプレーするシーンにも見応えがありました。

そして私が最も心を動かされたシーンは球場で巧に母・真紀子(天海祐希)が声援を贈るシーン。
巧の表情からして母が球場まで駆けつけてくれたのは、おそらく初めてだったのでしょう。
病弱な青波を溺愛するあまりに巧には辛く当たってしまい二人の間に微妙な距離が生じてしまったが、青波の分まで巧を応援しようという気になったのでしょう。
そして巧は巧で誰よりも母に球場に来てほしかったのかもしれません。
この親子間で揺れる感情の変化をも見事に描写されていました。

先入観を入れないように、あえて原作を読まないようにして映画を鑑賞しましたが、今度は原作の方を読んでみたいですね。(コミック本でも可)
それと、久しぶりにもう1回観て見たいと感じさせる映画でしたよ♪

バッテリー
バッテリー (角川文庫)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
とても感動した☆☆
原田巧がかっこよかった☆
できれば本人から言葉をもらいたい☆
また、岡山にこんかなぁーー?
あや
2007/03/30 22:15
 >あやさん
いい映画だったと自分も思います。
巧君も豪君も格好良かったです♪
あやさんは岡山の人のようですね。
岡山のPRにもなったのではないでしょうか?
FREE TIME
2007/03/30 23:02