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help リーダーに追加 RSS 映画「それでもボクはやってない」

<<   作成日時 : 2007/01/27 22:19   >>

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今日、映画「それでもボクはやってない」を鑑賞してきました。

この映画を制作した周防正行監督にとっては11年ぶりの作品で現在の裁判における矛盾点や問題点などを如実に描いた作品である。

ストーリーは以下の通り。
東京都内の電車に乗車していて某大学教授Uが駅のエスカレーターで女子高校生のスカート内を手鏡でのぞこうとして、それがバレてしまい現行犯で逮捕。
法廷では「天地神明に誓って無罪潔白」と強く主張したが、法廷は「罰金50万円、手鏡没収」の判決を言い渡し確定。
釈放後、再び電車内で痴漢行為の現行犯で逮捕され、逮捕直後は自らの罪を認めたが、後になって無実を主張し、今なお法廷にかけられていると言った内容。
・・・っていうのはウソ!

本当のストーリーを整理します。
就職試験を受けるべく慣れない満員電車に乗ったフリーターの金子徹平(加瀬亮)が乗り換え駅で降りると、同じ車両に乗っていた女子高生に「痴漢したでしょ?」と疑いをかけられ、その疑いをかけられた徹平が警察で取調べを受けてから、法廷で判決を下されるまでの約1年間を現実的に描いたストーリー。

ネタばれになるので詳細はあえて触れないこととしますが、この映画を観て感じたことは国家権力の横暴さ、理不尽さ。人を裁くことがどういうことなのか。
そしてやってもいないことをやったとみなされてしまうことの無念さを、この映画を通じて痛感してしまった。

まず警察なのだが、本当にこの映画のような取り調べをやっているのだろうか?
私は取調べを受けたことなどないので全くわからないのだが、一方的に怒鳴りつけて相手に話す機会すら与えない。
この映画では暴力はなかったのだが、実際に取り調べでは手を焼いている被疑者に対して暴力を振るっているかもしれない。
そもそもバックにヘッドフォンが入っていただけで「いい加減にしろ!」って?
バックにヘッドフォンを入れることが犯罪なのであろうか?
それなら私も犯罪者になってしまう。(私のはウォークマンタイプだが)
この映画で一番「はぁ?」って言いたかったセリフである。

法廷内においても取調べをしていた刑事は都合の悪い事はウソで誤魔化し、指紋採取の事を弁護士に問われると「ウッカリしていた。」
警察ではウッカリしていたの言葉で許されてしまうのか?
それと不利益な資料は不見当として提出されなくていいっていうのもおかしすぎ。
これが民間だったら首が飛ばされるとか重い処分が待ち受けていて絶対にタダでは済みません。

裁判官にしても矛盾な部分が多々あり。
被告がやったものとみなして裁判を進行しているのかと思いたくなる部分があったし、マニュアル通りの裁判に従事しているって感がありました。

そもそも女子高生が本当に痴漢にあったのかどうかも疑問。
この映画では、そこまで突っ込んでいなかったが、満員電車に乗っている以上は体が密着したりしていて不意に手が触れてしまうことだってある。
私は男なので女性心理はわからないのだが、女子高生が被害妄想意識にさいなまれていたのではないかとも思ったし、過去にも痴漢にあっていて怖い思いをしているのなら女性専用車両に乗ったら良かったのではないか?
朝の通勤・通学ラッシュの激しい電車だったら、今はどこでもラッシュ時に女性専用車両を設けているのが当たり前なのだから(謎)

そんなこんなで様々な障害にぶつかってしまいつつも無実を訴える徹平に対して母や友達、そして弁護士らの協力に支えられて、自分が無実であることを証明づけるデータや実験、そして当時の証人の証言などで自分の立場を変えられる所まで手繰り寄せていって判決を迎えるにあたる。

判決は現実的な判決となるのだが、この映画で思ったことは法廷はその人がやったかやっていないかを百聞だけで判断するものであって一見は全く無視されてしまう。
国家権力が如何に横暴で理不尽であるかという事であります。
民間においては非常識でも国家権力では常識となってしまう場合もあるんだなとも思っちゃいましたね。

この映画のテーマの1つでもあった痴漢冤罪に対する法の取り組みが甘いのではないかという点も、この映画では訴えていたのではないか。
痴漢は軽犯罪だからと言って軽く見られているとしたら、実際にはやっていないのに疑いをかけられた人としてはいい迷惑でしょう。
殺人だったら、警察も裁判官もあそこまで適当には動かないでしょうに。

でも、こういう問題が発生してしまうのも痴漢をやっている人間が実際にいるからに他ならない。
私には痴漢をやるヤツの気がしれない。
電車内という閉じ込められた逃げ場のない場所で何でやるのか?
そいつのせいで同じ車両に乗っている人間まで白い目で見られてしまうんですよね(汗)
私的には痴漢冤罪より先に痴漢を撲滅すべきでしょう。

あのミラーマンが、この映画を観て名誉毀損で訴えたりなんかして(爆)

Bellevue Ryo Kase―加瀬亮-写真+言葉+全作品
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タイトル (本文) ブログ名/日時
それでもボクはやってない
主文、評価は満点とす。日本の裁判制度の矛盾点と冤罪事件で被疑者とされた者と弁護士による国家権力に抗う姿、それによって正しき主張をも蔑ろにしてしまう社会の醜さをも描いた本作は大いに評価できるものである。 ...続きを見る
ネタバレ映画館
2007/01/27 22:51
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周防正行監督最新作『それでもボクはやってない』の関西最速試写会に行ってきた。 ...続きを見る
いもロックフェスティバル
2007/01/27 22:57
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見取り八段・実0段
2007/01/27 22:57
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たいむのひとりごと
2007/01/27 23:21
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 ネタバレしてますので・・・気をつけてください(^^; ...続きを見る
極私的映画論+α
2007/01/27 23:45
私には見抜く事が出来るだろうか。『それでもボクはやってない』
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水曜日のシネマ日記
2007/01/27 23:57
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映画「それでもボクはやってない」
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茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行...
2007/01/28 01:25
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2007/01/28 10:18
それでもボクはやってない
シンプルな作りなのに,素晴らしく奥深い見応え。 ...続きを見る
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これが、裁判。 ...続きを見る
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captain KENICHIのくちゃべり〜のFC様にサッカーバトンを 回して頂きまして早速バトンに考え答えて行きたいと思います ...続きを見る
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映画館にて「それでもボクはやってない」 ...続きを見る
ミチの雑記帳
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≪ストーリー≫ 大事な就職の面接を控えた日の朝、大勢の通勤客に混じって満員電車から駅のホームへ吐き出されたところを痴漢に間違われ現行犯逮捕されてしまった金子徹平。連行された警察署で容疑を否認すると、そのまま拘留される。その後も一貫して無実を主張するものの、結局は起訴される事に。徹平の無実を信じる母や友人・達雄の依頼でベテランの荒川、新米の須藤の二人の弁護士が徹平の弁護を引き受け、いよいよ裁判が始まる…。(goo映画より) ...続きを見る
ナマケモノの穴
2007/01/28 20:31
それでもボクはやってない(評価:☆)
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カリスマ映画論
2007/01/29 01:17
それでもボクはやってない(07・日)
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no movie no life
2007/01/29 01:22
それでもボクはやってない☆独り言
痴漢って現行犯だよね?今になって・・・あーいう告発なんだったら、冤罪ごろごろあるんじゃないかって思っちゃった。。。『それでもボクはやってない』観てきました。警察や裁判所は公正な所である・・・信じられなくなってきますね。交通事故をやったときも、そうだったけど結... ...続きを見る
黒猫のうたた寝
2007/01/29 23:31
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doBlog! -2nd シーズン-
2007/01/31 00:32
【2007-9】それでもボクはやってない
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映画「それでもボクはやっていない」を観ました!!今年から鑑賞番号を付けるようにしました。2007年の第3作目です!!大変怖い映画でした!! ...続きを見る
馬球1964
2007/02/01 06:24
「それでもボクはやってない」
 会社の友人(ブロガーではない)にかなり勧められ、それでもボクはやってないを見てきました。 ...続きを見る
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2007/02/03 18:17
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先日、こちらのエントリで「お父さんはやってない」について少し書きましたが、金曜日の夕方、ようやく周防監督の映画の方に行ってきました。八尾のMOVIXだったんですが、105席の部屋だったのに意外に空いていて、ちょっと「おや?」と思いましたね。行ったタイミング... ...続きを見る
BBRの雑記帳
2007/02/04 19:16
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はらやんの映画徒然草
2007/02/11 19:05
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朝の通勤ラッシュで混雑する電車の中 フリーターの金子徹平(加瀬亮)も,就職の面接に向かう途中,その電車に乗っていた. 自分が物語の主人公になることを,まだ知らない…. ...続きを見る
オレメデア
2007/02/16 15:11
『それでもボクはやってない』
明日裁かれるのはあなたかもしれない・・・ &nbsp; ■監督・脚本 周防正行  ■キャスト 加瀬亮、役所広司、瀬戸朝香、山本耕史、光石研、尾美としのり、田口浩正、高橋長英、本田博太郎、竹中直人      □オフィシャルサイト  『それでもボクはやってない』 就職活動中の金子徹平(加瀬亮)は、会社面接へ向かう満員電車で痴漢に間違えられて、現行犯逮捕されてしまった。 警察署での取調べで容疑を否認し無実を主張するが、担当刑事に自白を迫られ、留置場に勾留されてしまうことに。 勾留生活の中で、孤独... ...続きを見る
京の昼寝〜♪
2007/02/26 20:41
それでもボクはやってない
少し前にみた映画ですが感想などを 周防正行監督作品 テーマは「裁判」 出演 加瀬 ...続きを見る
いろいろと
2007/03/01 00:35
それでもボクはやってない
 映画史に残る大傑作『Shall We ダンス?』後、さっぱり映画を作らなくなった周防正行ということで大きな期待の反面、これだけ映画から遠ざ ...続きを見る
シネクリシェ
2007/03/26 03:03
それでもボクはやってない
「Shall We ダンス?」の周防正行監督が、 11年ぶりに作った映画。 「Shall We ダンス?」はかなり好きな映画なので 本当は映画館で観たかったのですが DVDで鑑賞となりました。(T^T) ...続きを見る
映画、言いたい放題!
2007/09/11 19:19
『それでもボクはやってない』 それでも法は…
怖いなぁ。。。 明日はわが身。 ...続きを見る
*モナミ*
2008/03/07 22:38

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
この前はバトンを頂き有り難う御座いました。

僕もバトンを貰いましたのでやって頂きませんか?
スポーツ瓦版
2007/01/28 14:31
 >スポーツ瓦版さん
バトンありがとうございます。
よーく考えてやってみますね。
FREE TIME
2007/01/28 21:22
TBどうもでした〜
結局は検挙率や勤務評定などに公務員も左右されてるってことじゃないでしょうか。何でもかんでも競争原理を入れようとするのはおかしいと思うんですが・・・
ところで痴漢で罰金5万円は安すぎます。もっと厳罰にすべきだと思います〜
カオリ
URL
2007/01/29 01:14
 >カオリさん
こちらこそどうもです。
公務員とはいえ、やはりノルマというものがあるようですね。
罰金5万円ですか。
自分としてはそれだけでも高い額なので痴漢は絶対にやりません。
FREE TIME
2007/01/29 21:18